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35年前に読んだ本の書名・著者名を探しています
35年前に読んだ本の書名・著者名がわからず、気になっているので、 「もしやこれでは?」というものをご存知でしたらお教えください。 丸山眞男氏の本、『増補版 現代政治の思想と行動』(未来社 1964年)の中に 非常に有名な「超国家主義の論理と心理」という論文があります。 この中に有名な一節があります。 --------------------------------- 天皇を中心とし、それからのさまざまの距離に於て 万民が翼賛するという事態を一つの同心円で表現するならば、 その中心は点ではなくして実はこれを垂直に貫く一つの縦軸にほかならぬ。 そうして中心からの価値の無限の流出は、 縦軸の無限性(天壌無窮の皇運)によって担保されているのである。 ----------------------------------- これと同じような発想で書かれていた本を35年前に読んだ気がします。 「日本人は、円筒形の筒の、外側にいて、そこから筒を覗き、 自分より上の位置にいるか、下の位置にいるかという 相手との相対的位置関係を確認する。」 遠い記憶なので不正確ですが、 日本人の「長いものにはまかれろ」的な習性、権威主義について 分析した論文だったかと思います。 昔読んだであろう本を図書館などで見つけては 探しているのですが見つからず困っています。 よろしくお願いします。
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回答No.1
中根千枝の『タテ社会の人間関係』かもしれません。
お礼
回答、ありがとうございます。 改めて読んでみましたが、該当の本ではありませんでした。 「長い筒から顔を出して、相手と自分の位置関係を確かめる」 というよな記述があったと思います。 中根さんの本にはそのような記述はありませんでした。