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ハン窓を変形させた窓関数の設計
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cscはcosecant、すなわちsinの逆数のことですよね。以下、変数の変域を (a,b) = { x | a<x<b} [a,b] = { x | a≦x≦b} のように書く事にします。 F: [0,1/2]×(0,1) → [0,1] ∀y(y∈(0,1) ⇒ (F(0,y) = 0 ∧ F(1/2,y) = 1)) ∀x(x∈[0,1/2] ⇒ F(x,1/2) = (1-cos(2πx))/2 ) x(x∈[0,1/2] ∧ F(x,y)=1/2 ⇒ (∂F/∂x)(x,y) = π/sin(πy) ) というご注文。Fは連続関数であるということも追加でご注文なさるでしょう。 これなら、xについて単調増加でF(x,y) = F(x,1-y)であるF(x,y)が構成できます。幾らでもある訳ですが、簡単なのをひとつ作りませう。 まず、{ x | x≦1/2} を定義域として C(x) = ( x<0のとき0, x≧0のとき (1-cos(2πx))/2 ) S(x) = ( x<0のとき0, x≧0のとき sin(2πx) ) という関数を定義し、さらに α∈[0,1/2]であるαとx∈[0,1/2]を定義域として D(x,α) = C((x-α)/(1-2α)) と定義すれば、c∈[0,1/2]の範囲で C(c) = 1/2 となるcは (c-α)/(1-2α) = 1/4 つまり c= α/2+1/4 だけであり、そして S(c) = 1 です。さて、α ≦ x ≦1/2 のとき (∂D/∂x)(x,α) = (π/(1-2α))S(x) なので、 (∂D/∂x)(c,α) = (π/(1-2α)) そこで (1-2α) = sin(πy) とおくと、 α = (1-sin(πy))/2 であり、y∈(0,1)のとき0≦α≦1/2を満たしているから、D(x,α)は確かに定義されている。これを使って F(x,y) = D(x,(1-sin(πy))/2) というんじゃ如何でしょう。
お礼
ありがとうございます! いただいた関数と解き方をもとに少し変形させたところ 望み通りの関数となりました。大変助かりました!