ラテン語の数をインターネットで探しました。
次のような2系統が見つかりました。
質問1.この二つはどこが違うのでしょう。
0 nulla nihil
1 unum ūnus
2 duobus duo
3 tribus trēs
4 quatuor quattuor
5 quinque quīnque
6 sex sex
7 septem, septem
8 octo octō
9 novem novem
10 decem decem
11 undecim ūndecim
12 duodecim, duodēcim
13 redecim trēdecim
14 quatuordecim quattuordecim
15 quindecim quīndecim
16 sedecim sēdecim
17 septemdecim septendecim
18 decem et octo, duodēvīgintī
19 novem ūndēvīgintī
20 viginti vīgintī
二つの系統で差があるのは、0,1,2,3,18, 19 です。
質問2.特に18,19が20-2,20-1と引き算で表されているのは興味深い事実です。
解説していただけませんか。
おはやうございます。いつもBASKETMMさんの広範な分野での御投稿から学んでをります。
質問文を拝見して、左側のデータの意味がさつぱりわかりませんでした。どちらからの引用なのですか。いつかの時代の特有の表現なのかもしれませんが、浅学にして判断不能です。ネット特有の偽情報のやうな気もします。
回答番号1のお礼に
>>18 = decem et octo
>>19 = novem
>>という言い回しもあるのかなと云うことです。
とお書きになつてゐますので、これだけお答へします。
聖書のラテン語訳ウルガータでは、この「10と8」「10と9」といふ表現が使用されます。「19 = novem」は、変です。
decem et octo
(エズラ8章18節)
decem et novem
(ヨシュア19章38節)
質問者
お礼
お答え有り難うございます。
質問に出したラテン語数詞の出所は、
左側はgoogle 翻訳です。右側はwww.sf.airnet.ne.jp/ts/language/number/です。
全面的に信用しているわけではありませんが、多くの場合、有用で 助かっています。
ラテン語訳聖書からの情報有り難うございます。
decem et octo (エズラ8章18節)
decem et novem (ヨシュア19章38節)
前者は 「18人の兄弟」、後者は 「19の町々」 という言葉で出てくることも確認いたしました。残念ながらラテン語訳聖書が手元にありません。次回図書館に行ったら確かめてみたいと思います。
この様な原典(?)に戻っての知識をお持ちの方を羨ましく思います。キリスト教あるいはユダヤ教関係の方でしょうか。
お礼
素人が、精査せずに出した疑問にお答えいただき有り難うございます。 質問には、インターネットで探したと書きましたが、お察しの通り、 sf.airnet や google を利用したのです。 1.ラテン語の名詞/数詞の変化については、「1,2,3 が変化する。また、4 も昔は変化したが、後に無変化となった。」書かれた本も発見いたしました。(ギリシャ語は 4 も変化??)性の変化と格変化の双方で整理するのは大変です。 2.減数法の話。この様な視点を教えていただき感謝しております。ローマ数字との対比も新鮮でした。三時五分前という言い方は、英独仏語 その他 どこにもありますね。先日ある医院で、「午後の部は二時半からです。二時半五分前にお出で下さい。」と云われました。なんだかドイツ語みたいだなと愉快でした。 アイヌ語の例をご存じとは驚きました。この話をどこかで披露したく、ウズウズしております。 2.1.一つだけ残った疑問は、Googleから出てきた 18 = decem et octo 19 = novem という言い回しもあるのかなと云うことです。18 と 19 で言い方が異なりますし。 興味ばかりあり、知識と努力の足りないリケロ(理系老人)よりのお礼です。 今後ともよろしく。