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ドイツの
第一次世界大戦での無制限潜水艦作戦はどれくらい効果があったのでしょうか?
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数字の上からUボートの戦果を第2次世界大戦と比較して見ると、 第1次世界大戦 建造数 381 損失数 178 戦果 5300隻 1300万トン 第2次世界大戦 建造数 1131 損失数 849 戦果 4000隻 1500万トン WW2では、3倍のUボートを投入し、戦果はほぼ等しい。 Uボートの損害も多く、Uボート乗組員の死傷率は、63%捕虜も含めると、73%にもなる。 この高い死傷率は、帝国陸海軍や東部戦線で人海戦術を行ったソ連にも有り得ない数字、 第1次世界大戦当時は、Uボートの天敵、航空機や無線機、レーダー、ソナー等が無かったため、比較的安全に攻撃できた。 (潜水艦の信頼性は低かったが) 商船や戦艦でも攻撃後は潜望鏡で観察し、安全が確認されると浮上して船の名前や、積み荷を確認できた。 しかし、第2次世界大戦になると、攻撃後潜望鏡を出すと命取りになった。 第1次世界大戦では心理的効果も大きかった。 Uボートが登場するまでの物資輸送や、海軍は95%の退屈と、5%の恐怖、仕事の大半はリラックスして過ごすことができた。 潜水艦からの攻撃と言う、いつ攻撃されるか解らない、水中聴音機も無い時代、対策もできない状態は、海上生活を絶え間ない恐怖に塗り替えた。 この時代のUボートは目に見えない悪魔や妖怪、自然災害のような存在だった。 第2次世界大戦では、連合国は潜水艦の恐怖に免疫があり、ソナー、爆雷、レーダー、制空権などでUボートは駆除可能な敵になった。
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- ithi
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bragekiさん、こんばんは。 そうですね。イギリスに対する補給物資の不足が起きたでしょうから、兵糧攻めの効果はあったでしょうが、ルシタニア号撃沈でアメリカ参戦の口実を与えたところを考えると逆効果の可能性が強かったのではないでしょうか? 詳細は下記のURLを参照ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E5%88%B6%E9%99%90%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E4%BD%9C%E6%88%A6