kを自然数,f(x,y)をR^2上のC2級関数とする
∂f/∂x=f_x
∂f/∂y=f_y
とする
1.任意のr>0とx,yに対して
f(rx,ry)=(r^k)f(x,y)が成り立つとする
両辺をrで微分すると
x(f_x)+y(f_y)=k(r^{k-1})f(rx,ry)
rは任意だからr=1とすると
x(f_x)+y(f_y)=(k)f(x,y)
2.
X=(x,y)とする
逆にf(X)が
x(f_x)(X)+y(f_y)(X)=(k)f(X)
を満たすとき
r>0としてXにrXを代入すると
rx(f_x)(rX)+ry(f_y)(rX)=(k)f(rX)
r{x(f_x)(rX)+y(f_y)(rX)}=(k)f(rX)…(a)
f(rX)をrで微分すると
(df/dr)(rX)=x(f_x)(rX)+y(f_y)(rX)
これを(a)に代入すると
r(df/dr)(rX)=(k)f(rX)
両辺を(r)f(rX)で割ると
{1/f(rX)}(df/dr)(rX)=k/r
両辺をrで積分し積分定数をcとすると
∫(1/f(rX))(df/dr)(rX)dr=k∫(1/r)dr
log|f(rX)|=klog|r|+c
log|f(rX)|=log|r|^k+c
f(rX)=±(e^c)(r^k)
C=±(e^c)とすると
f(rX)=C(r^k)…(b)
これにr=1を代入すると
f(X)=C
だからこれを(b)に代入すると
f(rX)=(r^k)f(X)
∴X=(x,y)だから
f(rx,ry)=(r^k)f(x,y)
補足
回答ありがとうございます!! そこで、聞きたいことがあるのですが、 >両辺をrで微分すると x(f_x)+y(f_y)=k(r^{k-1})f(rx,ry) とありましたが、左辺はどうしてそうなるのでしょうか? つまり、どうしてd{f(rx,ry)}/dr=x(f_x)+y(f_y) となるのでしょうか? また、また2は極座標変換を用いて解くとどのようになるかわかりますか? 以上2点です。どちらかだけでもいいのでよろしくお願いします。