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偏微分方程式 陽解法について

温度伝導率a=1、刻み幅Δx=0.5、Δt=0.05とした時の温度変化を求めよ。 ここで境界条件T(0、t)=0、T(1、t)=1、初期条件T(x、0)=0とする。 差分式を整理して Ti,n+1 =Ti,n + 1/5(Ti+1,n ー 2Ti,n + Ti-1,n) となりました。このあとどうすればいいかわかりません、、、T1,0やT2,0はどうすれば求まるのでしょうか。教えて欲しいです。

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  • spring135
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回答No.1

Ti,n+1 =Ti,n + 1/5(Ti+1,n ー 2Ti,n + Ti-1,n)   (1) は時間(n+1)Δtにおける点iΔxの温度は右辺、つまり時間nΔtにおける点(i+1)Δx,iΔx,(i-1)Δx の温度によって決まるということを言っています。 したがってn=0、つまり初期条件から初めて時間をΔtづつ進めるのが大筋の計算の流れになります。 各時間ステップにおいて、境界を除く各点における値を(1)によって緩和していくことになります。 1)n=0 Ti,0=0 (i=0,I) (I=1/Δt=20) : 初期条件より 2)n=1:ここで右端(x=1)だけが温度が跳ね上がって1になります。(T(1、t)=1)よって T20,1=1 , T0,1=0(境界条件) Ti,1 =Ti,0 + 1/5(Ti+1,0 ー 2Ti,0 + Ti-1,0) (i=19,1) 3)n=2 T20,2=1 , T0,2=0(境界条件) Ti,2 =Ti,1 + 1/5(Ti+1,1 ー 2Ti,1 + Ti-1,1) (i=19,1) 以下同じ もともと T(1,0)において、境界条件T(1、t)=1と、初期条件T(x、0)=0とは矛盾しているわけです。これは 時間のカウントが始まった時点(|t-0|<ε)においてx=1の温度が1に跳ね上がったと考えます。 差分近似的にはこれは時間Δtにおける現象と考えます。 以後、x=1においてはT20,t=1が保たれて、これが熱伝導によりじわじわと左方向に伝わって行って、 最終的に直線的な分布になるプロセスをsimulateすることになります。

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