- ベストアンサー
「当社」、「弊社」、「私ども」の違い
日本語を勉強中の中国人です。「当社」、「弊社」、「私ども」はどのように違うのでしょうか。特に「私ども」の使い方や位置づけはよくわからないのですが、教えていただけないでしょうか。 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#2です。 >へりくだった度合いで言うと、私ども>弊社>当社という理解でよろしいでしょうか。 : そのとおりと思います。 ただ、「当社=わたし(たち)の会社」なので、特にへりくだった意味を持っているわけではありません。 >「弊社」との違いをもっと明確にしたいのですが、可能でしょうか。 : 「私ども」は、「会社」ではなく、「会社で働いている私たち」を前面に出して話をしているニュアンスです。 会社で働いている人間を浮き彫りにすることで、会社を身近に感じてもらえる効果もありますが、謙りすぎる印象を与えてしまう場合もあり、使う相手やシチュエーションに留意する必要もありそうです。 「当社」「弊社」が無難と思います。
その他の回答 (4)
すでにたくさん的確な回答がされていますので、気が付いたことだけ回答します。 どちらかといえば、 「当社」という表現は、口頭で使います。 新商品の発表会などでは、「当社の新商品」。 「弊社」という表現は、文書や印刷物で使います。 「新商品のご案内」という文書や手紙では、「弊社の新商品」。
お礼
早速ご回答いただきありがとうございます。大変参考になりました。
- 1311tobi
- ベストアンサー率49% (84/169)
先行質問http://okwave.jp/qa/q8685882.htmlにあった〈「御社」と「貴社」の違いはすでに知っている〉の内容がわからないので、その部分にもふれておきます。 『敬語再入門』からひきます。 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2327.html 読めないと困るので適宜引用します。 【引用部】 なお「貴社」の意で「御社」と使う人がいますが、これは比較的新しい言い方で、一種の社会方言なのでしょう(私自身の語感では抵抗があります)。(P.65) これは初めて聞いた。一般には「貴社は書き言葉的で、御社は話し言葉的」とか言うはず。それはなんとなくわかる。「キシャ」は耳で聞くとけっこうわかりにくい。だから「御社」が広まったのかもしれない。 P.100には「その他の主な謙譲語」という項目があります。「I」は謙譲語Iのことで、「II」は謙譲語IIのことです。 ================引用開始 また、漢語系の接頭辞によるものとして、 「拝—」(「拝見・拝借」など、I) 「愚—」(「愚見・愚考」など、II) 「小—」(「小社・小店」など、II) 「拙—」(「拙作・拙著」など、II) 「弊—」(「弊社・弊店」など、II) などがあります。 ================引用終了 つまり、「弊社」(「小社」もほぼ同義)は謙譲語です。 「当社」(「我が社」もほぼ同義)は改まった言い方ですが、謙譲語ではありません。ここが大きな違いです。 「私ども」は少し系列が違う言葉です(会社を表わすとは限りません。会社を表わすなら、「弊社」とほぼ同義です)。「ども」が謙譲を表わします。辞書には「謙譲語」とは書いてありませんが、ほぼ謙譲語と考えてよいでしょう。 http://kotobank.jp/word/%E5%85%B1?dic=daijisen&oid=13449000 下記も参考になると思います。 読めないと困るので、ほぼ全文をひきます。 【「御社」と「貴社」の使い分け&「当社」と「弊社」の使い分け】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-996.html 途中までは、非常にわかりやすい。 ・御社は話し言葉的で、貴社は書き言葉的 ・弊社は話し言葉的で、当社は書き言葉的 基本的にそのとおりだろう。ただ、下記の部分はどうだろう。 > ほかにも、省庁などは「御省・貴省」や「御庁・貴庁」、学校は「御校・貴校」、お店は「御店・貴店」、社団法人や協会などの各種団体は、それぞれ頭に「御」や「貴」を付けて「貴法人」、「御協会」、「貴団体」など、それぞれに適切な呼称があるので、マナーの一つとしてそのことも心に留めておくといいだろう。 先日家人と話したときに、まさにこの話が出た。 「貴校」と書くことはあっても「御校」はフツー言わない。同様に「御○」と言う例は少ない。「御社」は珍しい例では。「御省」「御庁」「御校」「御店」も相当ヘン。 「弊社」と「当社」の場合は、ちょっと違う部分もある。御社/貴社はどちらも尊敬語だろう。しかし、弊社(小社)は謙譲語で、当社は通常語?のはず。 その意味では、「御社/貴社」の反対語(反義語? 対義語?)は「弊社」と考えるべきだと思う(ほぼ同様の意味で「小社」ってのもある)。「当社」はちょっと意味合いが違う。 昔、就職案内の書籍みたいなものにかかわったことがある。 各社の会社概要は記者が書いたようにしているが、実際には各社の広報あたりが書いていた。そのため、原稿中には「当社は~」の文字が躍る。 「当社」は身内の言葉だから、もし記者が書くのなら「同社」とかにしないとおかしい。もう少し高等な話をすると、その会社の話をしているに決まっているんだから、「当社」も「同社」も使わないようにするほうが、日本語としてはスマートになる。 【ネタ元】 http://news.livedoor.com/article/detail/4582453/ http://cobs.jp/jijinews/trend/ ================================ 知っている? 「御社」と「貴社」の使い分け ビジネスパーソンなら使う機会の多い、「御社」、「貴社」という言葉。どちらも相手の会社を敬う言葉だが、どのように使い分けるべきか知らない人も多いのでは? そこで、その二つの言葉の違いや使い方のポイントを解説する。 ポイントは「書き言葉」か「話し言葉」か 大学講師・作家、就職コンサルタントとして多くの講座や著書を持つ唐沢明氏によると、話し言葉では「御社」、書き言葉では「貴社」と使い分けるのが一般的とのこと。 「会話の中で『貴社』を使うと、『帰社』と聞き違えることがあるので、面接や電話応対など話し言葉では『御社』を使います。手紙やメールの場合、親しい間柄なら『御社』でもいいのですが、一般的なひな型では冒頭に『貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます』という定型文が使われることが多いため、『貴社』を使うことが多いようです」(唐沢氏) 自分の会社を指す言葉には「弊社」、「当社」がある。こちらも一般的には、話すときに「弊社」、書くときに「当社」と使い分けることが多いようだが、唐沢氏によれば「あくまで一般的に、ということで、どちらを使っても差し支えないでしょう」とのこと。 一般企業(会社)ではない場合は、それぞれに適した呼称を 相手、もしくは自分の勤務先が“会社”ではない場合の呼び方について伺うと、「たとえば銀行なら、勤めている人を『社員』ではなく『行員』と呼ぶように、『御行』、『貴行』と呼ぶことが多いようです」と唐沢氏。「ただ、これも『御社・貴社』では絶対にいけないかと言えば、それほど厳密に考えなくてもいいかもしれませんね」とのこと。 ほかにも、省庁などは「御省・貴省」や「御庁・貴庁」、学校は「御校・貴校」、お店は「御店・貴店」、社団法人や協会などの各種団体は、それぞれ頭に「御」や「貴」を付けて「貴法人」、「御協会」、「貴団体」など、それぞれに適切な呼称があるので、マナーの一つとしてそのことも心に留めておくといいだろう。 あまり形式にとらわれすぎると相手と「壁」を作ってしまうことも ビジネスパーソンとしてきちんと敬語が使えること、相手を敬う気持ちやマナーを忘れないことはもちろん大切なことである。ただ、「あまり敬語というものにとらわれすぎても、かえって相手との間に壁を作ってしまうこともあるかもしれません」と唐沢氏。「たとえば会話の中で、あまり『御社』、『御社』と繰り返すと堅苦しい雰囲気になりますし、それによって反対に仕事がやりにくくなってしまう可能性も」(唐沢氏)。そういう場合は「御社」の代わりに「○○社さん」、「弊社」の代わりに「私ども」など、別の言い方をしてもいいとのこと。 あくまでも相手への礼儀は忘れずに、相手との親密度や場の雰囲気、状況に応じた呼称の使い分けができる臨機応変さが大切ということなのだ。 文●出村真理子(エフスタイル) ================================
お礼
ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「御社」と「貴社」の違いは話し言葉的と書き言葉的という程度の認識に留まるにすぎません。詳しく教えてくださり心から感謝いたします。おかげさまで、認識度は深くなりました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
下記サイトからの抜粋です。 『弊社とは、小社という表現と同様に、「粗末な会社」・「ちっぽけな会社」・「至らぬ会社」などといった意味合いであり、自社のことをへりくだって言う場合の呼び方です。一方、当社とは、「当方の会社」・「自分の会社」・「自分の所属している会社」という意味』 http://xn--fsqv94c.jp/46_1.html ただ、「使う人の主観に任される」とも書かれていますし、ネイティブでも明確に使い分けられる人は少ないと思います。 あまり謙る必要がないようなら「当社」、謙るほうが良さそうなら「弊社」とお考えになって良いでしょう。 「私ども」は、謙る度合いが一番高い表現です。 シチュエーションによっては上品に聞こえる場合もありますが、気障な印象を与えてしまう場合もあると思います。 日本語ってほんとに面倒くさいですね。^^;
お礼
早速のご回答ありがとうございます。いろいろとても参考になりました。「私ども」は「弊社」よりもっとへりくだった表現になるでしょうか。実は、ニュアンスは「当社」に近いのか、「弊社」に近いのか、迷っているところです。へりくだった度合いで言うと、私ども>弊社>当社という理解でよろしいでしょうか。「弊社」との違いをもっと明確にしたいのですが、可能でしょうか。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
既に正確な回答が得られているのに、何度も同じ質問を繰り返すのが不自然である。
お礼
お客様、もう一度この質問をお読みいただけませんでしょうか。微妙に違うところがございまし て。
お礼
再びありがとうございます。おかげさまで、よくわかりました。