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「見本」と「サンプル」について
日本語を勉強中の中国人です。ビジネス日本語についてお伺いします。「見本」と「サンプル」はどのように使いわけておられますか。前者は改まった言い方で、後者は少し気軽な会話レベルの言葉という認識でよろしいでしょうか。 また、業界によって「見本」しか使えない、「サンプル」しか使えないというケースもございますか。 質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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とても、難しい質問だと思います。それは、仕事の分野によって変わる可能性があるからです。 あくまでも、業界のひとつとしてお答えしておきます。 >ビジネス日本語についてお伺いします。「見本」と「サンプル」はどのように使いわけておられますか。 基本的には、英語のsample(サンプル)は、見本のことです。一般のビジネスでは、区分けはないはずです。もし、外国人だとしたら、そのような区分けはしなくてよいし、仮に仕事でも、仕事仲間に合わせればよいと思います。 ただ、以前ですが、税関申告の輸入品の場合は、「見本輸入」という言葉は使わず、「サンプル輸入」という言葉を使った記憶があります。その製品サンプルは、販売目的ではないという申告を税関にして、輸入させます。 「見本」と「サンプル」は、区分けはないと書きながら矛盾していますが、特定の分野では、用語に微妙な差異はあるのだと思います。例えば、医薬品の販売業を持っている小売店で、お店側の人は、「医薬品のサンプル」とは言っても、「医薬品の見本」とは言わないはずです。 「見本」には、プロトタイプ(Prototype)、モデル(Model)という意味や、形状(Shape, Appearance)などの意味が含まれますが、「サンプル」は、本来は製品段階から、それまでの試作品など包括的な意味ですが、一般的には、製品か製品に極めて近い印象を与えます。そういう意味が隠れているものだと思います。例としては、展示会には、「見本市」というものは、実際に販売される目的ではないものも多く含まれていますが、決して、それを「サンプル市」とは言いません。
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- etmoi
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ご質問に関しての回答は、もうすでに他の方がされているので全くの蛇足なのですが、貴方のご質問を見る限り、外国人と言わなければ誰も外国人が書いた日本語とはわからないほど完璧です。 ご存知のように日本では第一外国語として英語を習いますが、日本人で貴方の日本語のように高度な英語を習得できる人は皆無ですし、たとえ一流大学を出た高学歴な人でも、流暢な英語を話せる人などまずいないのが現状です。 私の英語はネイティブにネイティブだと思われるくらいのレベルですが、私だけでなく、他の外国人でもネイティブ同様の英語を話す人は沢山います。海外に出るとあまりに日本人の英語のレベルが低すぎて、情けないを通り越して恥ずかしい思いをするばかりです。英語の話せない日本人に足を引っ張られるばかりで、はっきり言って外国人には彼らと同じ日本人だと思われたくないくらいです(義務教育にある英語でさえこんな調子なので、日本人にとって他の外国語となれば尚さら身につけるのは不可能なことかと想像できます)。 ですから、努力を惜しまず語学を習得されている貴方のような方を、多くの日本人が“お手本”にして見習うべきだと心底思います。 (注: 私なら、やはり人に関してふれるなら“見本”よりも“手本”を使います。その方がより自然だと思うので) 「見本」と「サンプル」のように類義語ではっきりとした使い分けがない言葉については、それぞれの単語が使われているcontextに注意をしていれば自然とニュアンスが分かってくると思います。 例えば、英語ならcar/automobile/vehicleの使い分けもcontextによりますね。 どうぞ、これからも頑張って日本語をマスターしてください。
お礼
ご回答ありがとうございます。参考になりました。日本語はまだまだです。頑張ります。
http://tibikorokunn.ojiji.net/index41.html 「試供品」という意味で使うなら「サンプル」が一般的かと思います。 年齢によって(特に高齢者)は「見本」という言葉を使うかもしれません。 「試供品」という言葉も一般的に使われていますので、「見本」「サンプル」を使わず、「試供品はありますか?」と使う人もいます。 日本人ですが、厳密な使い分けをしておりません。(私だけかもしれませんが)
お礼
早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。
- Nebusoku3
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>前者は改まった言い方で、後者は少し気軽な会話レベルの言葉という認識でよろしいでしょうか。 その様な使い分けはしません。 業者に対して、「見本」はありますか? と「サンプル」はありますか? など、どちらも使うことがあります。 (原則、意味は同じです。) 但し、相手がかなり 「お」 を言葉の頭につけて話すような人に、ものをこちらから勧める場合、 「お見本がありますが、ご覧になりますか?」 は有りますが、 「おサンプルがありますが、、、、」 とは言いません。(業者に聞く場合も同じで、 お見本はございますか? ですね。) >業界によって「見本」しか使えない、「サンプル」しか使えないというケースもございますか。 1)サンプルの中には 「標本」 という意味もあるので、「昆虫採集のサンプルです」 はありそうですが、 「昆虫採集の見本です」 とはあまり使わないと思います。 (絶対ではないですが、標本に置き換えることができるものは、サンプルの方が良いかと思います。) 2)見本の中には 「手本」 という意味があるので、 「彼の行動様式を見本にしてください。」 は有りそうですが、「彼の行動様式をサンプルにしてください。」 はあまり言わないと思います。 お手本に置き換えることが出来る部分は 「見本」 の方が良いでしょう。 これも絶対ではないですが。。。。
お礼
ご丁寧に教えていただきありがとうございます。今回も大変いい勉強になりました。
- f272
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〔分析のための〕試料、標本という意味なら「サンプル」としか言いません。 「彼は学生の見本である」というように見習うべきものという意味なら「見本」としか言いません。 〔製品の〕試供品という意味なら「サンプル」とも「見本」ともどちらも使います。 > 前者は改まった言い方で、後者は少し気軽な会話レベルの言葉という認識でよろしいでしょうか。 そんな使い分けはしない。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。参考になりました。「彼は学生の見本である」のなかの「見本」は私はいつも「製品の見本」の「見本」と間違えないように、「手本」を使うべきだと意識して覚えております。また混乱です。これはさておきに、今回お伺いしたいのはおっしゃる「製品の試供品」という意味での「見本」と「サンプル」の違いです。日本の方は気分で選択していらっしゃるのでしょうか。
お礼
ご丁寧に回答していただきありがとうございます。とても参考になりました。