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中原中也の詩
中也の詩「老いたる者をして」の中に「はたなびく」という語が出てきます。 これは、どんな意味なのでしょうか。 電子版の広辞苑には載っていません。 教えてください。
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> はたなびく小旗の如く涕かんかな 「小旗の如く」 とありますから、いわば 「旗」 の枕詞のような具合に 「はたはたと たなびく」 あるいは 「はたはた なびく」 ということを短くまとめたものだと思われます。 その行の前にある 「東明の空の如く丘々をわたりゆく夕べの風の如く」 から 「涕く」 ということについての描写が続いています。いずれも自然の一現象のような印象を受けます。人為を越えた力の顕現ででもあるかのように、ということは人為とは思えないような様で、ということでもあるのでしょう。
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- Tann3
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回答No.2
「旗 なびく」から来ているのではないでしょうyか。 「なびく」は、Goo辞書では 1 風や水の勢いに従って横にゆらめくように動く。「柳が風に―・く」 とあります。 中也の詩では、「はたなびく小旗(こばた)の如く」なので、言葉がかぶりますが。
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