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誡子詩
東方朔の「誡子詩」という教訓詩の意味を 現代日本語で教えてください。
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ブログに日本語訳を書かれている方がいましたので、一部転載させていただきます。 息子よ、 この世を生きる上で大事なことは、いつも中庸でいることです。 悠々とした態度で、自分の道を進んでいきなさい。 考えてみなさい、「義」を重んじた伯夷と叔斎は首陽山で餓死したけれど、「融和」の柳恵はうまく生きられたということを。 たくさん食べてのんびり生きたければ、農業を仕事とすればよいのだ。 しかし、きみは学者なのだから、そうはいかない。 宮廷のごたごたには巻き込まれず、離れて見ていれば、危ういことにはならないだろう。 才能を目立たせすぎれば、敵を作ることになるから危ない。控えめにしていれば、名声を得るだろう。 人と群がりすぎれば禍が生じ、かといって、孤立していたら、和というものに欠ける。 余力があっとしても、それを自慢するな。足りないところがあれば、努力することだ。 聖人の道というのはある時は天を泳ぐ龍のように、ある時は地を這う蛇のように生きることだ 大事な教えは人には他言せず、状況によって態度を変えることだ。 時の流れというものをよく見て、ひとつだけの意見にしがみつくな。
お礼
ありがとうございました! 「中庸と柔軟性」ですね。 勉強になりました。