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中原中也「サーカス」について
中原中也の詩「サーカス」読んだのですが、 それの近くの白い灯が 安値いリボンと息を吐き という部分の意味がわかりません。 また、 咽喉が鳴ります牡蠣殻と という部分の「牡蠣殻」というのもいまいちわかりません。 どのような解釈をすればよいのでしょうか。 ご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。
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詩のイメージは、一人一人受ける印象は違っていてもいいものと思いますが、わたしの印象は、 > それの近くの白い灯が 安値いリボンと息を吐き 明るく白い灯り揺れて、彗星のように尾を引いて見える状態(映画や写真で見られるでしょ)を言っていると思います。 また、灯は揺れていないで、観客が空中ブランコに合わせて首を振るので、そう見えることをイメージしているかもしれません。 > 咽喉が鳴ります牡蠣殻と 口をぽかんと明けて空中ブランコを観客が見ているのですね。 ずっと口を開けたままなので、ノドがカラカラになり、その「カラカラ」という音が「カキガラ」に近く、しかもノドが固くこわばった印象を与える言葉ではないでしょうか。
お礼
ご意見ありがとうございます。 >ノドがカラカラになり、その「カラカラ」という音が「カキガラ」に近く、しかもノドが固くこわばった印象を与える言葉 私は、観客の口の形が、牡蠣殻に似ているのだと解釈していました。そのような考え方もあるのですね。 とてもおもしろいです。