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中原中也「時こそ今は花は香炉に打薫じ」の意味は?
中原中也の詩で、 「時こそ今は花は香炉に打薫じ、そこはかとないけいはいです。」 で始るものがあります。 この文の意味がよくわからないので、解説してください。 「時こそ今は」=今がそのときorたった今 「花」=さくら? 「香炉に打薫じ」=香炉に入れて薫らせた 花びらを香炉に入れて燃やしているのでしょうか? それとも香炉に活けてある花が香っているのでしょうか。 どうして「時こそ今は」なのでしょうか? 特別なことが起こっている場面ではないのですが。 また「しほだる花や水の音や」の「しほだる」の意味が不明です。 よろしくお願いします。
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時こそ今は花は香炉に打薫じ ボードレール 原文は Voici venir les temps où vibrant sur sa tige Chaque fleur s'évapore ainsi qu'un encensoir; 訳せば いまこそ、花という花が、その茎の上で震えて、香炉のようにその香りを振りまく時 かな。 全体の文から、しほだる は、潮垂れる(元気がない)ということかもと思います。 想像です。