※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:コインの表裏の出る回数の差がm回以下になる確率)
コインの表裏の出る回数の差がm回以下になる確率
このQ&Aのポイント
某先進国の地方選挙や大統領選挙で、例えば100000票の中のわずか200票の差で勝敗が決したことが現実にあります。日本の選挙でもありましたね。
コインの表裏に例えた選挙をモデル化し、A候補とB候補の票の差がm回以下になる確率を求めることが真剣に検証したいと思っています。
具体的に、総票数100000票、A候補50100票、B候補49900票で得票数差が200票以下になる確率を求めたいのですが、どのような式を使えば計算できるでしょうか?
某先進国の地方選挙や大統領選挙で、例えば100000票の中のわずか200票の差で勝敗が決したことが現実にあります。日本の選挙でもありましたね。率にすると得票数の0.5%以下が決め手になったケースが。
そこで、こうした選挙などをモデル化して、何%くらいでありえることなのか、
真剣に検証したいと思います。
タイトルではあえてコインの表裏に例えました。カードを落とした時に表が出るか裏が出るか、でも良いです。とにかく選挙でA候補に入れるかB候補に入れるかが完全に2分の1で独立、だとします。実際の選挙だと勝ち馬に乗りたがったり劣勢の候補を応援したくなったりいろいろですが、無視してください。無効票もないものとします。
反復試行回数n回
とするとき、Aの票が出る
回数がk回
とすると(回数と言ったり票と言ったり読みにくかったらすみません。カードでも選挙でもどちらでも良いです)、
二項定理より、Aの票が出る回数がk回となる確率
Q(n,k)=nCk(1/2)^n
ですよね?
すると、
Aの票が出る回数がBの票が出る回数よりm回多い
とした場合、その確率P(n,m)は、
以下の4通りに場合分けして出した答えで合っていますでしょうか?
【質問1】
1)nが偶数、すなわちn=2jとおけて、
mも偶数、すなわちm=2iとおけるとき(jは自然数、iは 0≦i≦j の整数)
(同票数の場合もAが勝ったと見なす)
P(n,m)=R(j,m)
=Q(2j,j)+Q(2j,j+1)+Q(2j,j+2)+・・・+Q(2j,j+m)
=(2jCj+2jC(j+1)+2jC(j+2)+・・・+2jC(j+m/2))/(2^(2j))
2)nが偶数、すなわちn=2jとおけて、
mが奇数、すなわちm=2i-1とおけるとき
P(n,m)=0
3)nが奇数、すなわちn=2j-1とおけて、
mが偶数、すなわちm=2iとおけるとき
P(n,m)=0
4)nが奇数、すなわちn=2j-1とおけて、
mも奇数、すなわちm=2i-1とおけるとき
(j=1の場合は考える必要なし)
P(n,m)=R(j,m)
=Q(2j-1,j)+Q(2j-1,j+1)+Q(2j-1,j+2)+・・・+Q(2j-1,j+m)
=((2j-1)Cj+(2j-1)C(j+1)+(2j-1)C(j+2)+・・・+(2j-1)C(j+(m+1)/2))/(2^(2j-1))
具体的に、
総票数100000票、
A 50100票
B 49900票
得票数差 200票 かそれ以下
となる確率 P(100000,200)は
(100000C50000+100000C50001+100000C50002+・・・+100000C50099+100000C50100)/2^100000
で合っていますか?【質問2】
(Σ記号も理解はできますが、書きにくいので無しで書きました。)
(n,mについての関数なのに、私の式ではnを使わずにjを使っていて、間違いだったらすみません。表現はおまかせします。)
そこでこれに伴って質問です。
【質問3】
もっと簡単な式はありますか?
【質問4】
10C6などは私も手計算できますが、100000C50000 になると無理です。何か参考になるサイトはあるでしょうか。
【質問5】
2^100000 などについて何か参考になるサイトはあるでしょうか。
【質問6】
ずばり P(100000,200)はいくつくらいになるのでしょう。
P(1000,200)
P(10000,200)
P(100000,200)
は次第に小さくなる傾向にありますか?(それが自然と思います)
それは直線的にP(n,m)の nの値に比例するのでしょうか。
【質問7】
私はデータ分析や標準分布については弱いです。
でも ○○の確率で 100000回の試行回数なら差が何百回以下に収まるはずだ、というようなよく言われる用語があるのでしょうか。
【質問8】
一般的に、表も裏も出るのが等確率になるのなら、
100000回のうち50000回ちょうど表が出る という事象は、
「もっともありがちな事象」 であって、珍しいことでも何でもない、
のでしょうか?
選挙でこういうことがあると(確か日本のどこかの村で30050票と29950票のような僅差の勝利がありましたね)、それがどれくらい数学で見て奇跡的なのか、興味を持たずにはいられません。
ご助言よろしくお願いします。
お礼
30101 桁の整数! なるほど、それで他の方も近似とおっしゃっている意味がわかりました。 100000C50000 の対数を取れる、というソフトがあるんですねー。幅広いご知識を分けてくださって助かります。 >もう一方の(中略)が考え落とされている の件については、 一応AとB(表と裏)の2つしか選択肢がないうちの Aが200票差で「勝つ」という条件設定をしたものですから。 でも、まとめて計算して2で割る、というものもたいへんわかりやすかったです。 計算シミュレーションまでしてくださいまして、たいへん助かりました。 0.2387487 はそのまま 23% でしょうか? つまり理論的には、100回のうち23回は差が200以下になる見込み、ということで合っていますか? 私の予想よりは1桁高いので驚きました。 票差が0になるのが 0.002523126 つまり 0.25%、 この前後は、0の時をピークに少しずつ下がる、 と考えると、確かに 0.25% の100倍弱になるのかも知れませんね。 まあ、私の式立てが間違っていない、という前提かも知れませんが。 +100 0.002523126よりそれなりに小さい数字 +99 0.002523126よりそれなりに小さい数字 ・・・ +2 0.002523126より微妙に小さい数字 +1 0.002523126より微妙に小さい数字 ±0 0.002523126 -1 0.002523126より微妙に小さい数字 -2 0.002523126より微妙に小さい数字 ・・・ -99 0.002523126よりそれなりに小さい数字 -100 0.002523126よりそれなりに小さい数字 10秒もかかる計算を人にさせてしまってすみません。お手数にもご丁寧なご説明にも感謝しております。 すると、人間社会でも 当たるも八卦、当たらぬも八卦 という場面は多々ありますが、選挙や試合で 完全に実力が均衡していてどちらが勝ってもおかしくない という場面では、その得点差(票差)も限りなく ±0 に近付く、 ある程度 ±0 から前後にぶれることは当然あるが、 200票差以内というのは そんなに奇跡的でもない(4分の1の確率でこの範囲に収まるはずだ)、 ということで納得しました。 ゴア大統領候補の頃からもやもやしていて、あの時は投票用紙に細工がしてあったとか、選挙に行かせないよう妨害があったとか言われて、再集計も行われて、陰謀説を一時期信じそうになりました。 「中途半端に2000票差で勝ったなら不正が疑われ続けたが、200票差や20票差のような『奇跡』と思わせるような数字だと、奇跡の方に人々が酔ってしまって、批判を打ち消せる」 という演出もあるのかな、と思っていたのです。その根底には、 100000万人も投票して、200票差なんてあるわけがないだろう という思い込みがあったわけです(数字はイメージですが)。 その後再びアメリカにおいて、地方選挙で極小差の勝利がありました。 日本でも最近、「わざと停電を起こして開票中の投票用紙を食べて処分する」 という事件がありましたから(この日本でですよ!)、 不信感を抱かざるを得ず、 「奇跡」に対して数字的な裏付けが欲しかったわけです。 すっきり しました! ありがとうございます。