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不規則動詞の歴史
数ヶ月前から、英語を勉強しなおしている者です。 語学・言語学関連のwebサイトにより英語の生い立ちを追ってみました。それにより、語幹・語源などを理解することが学習上有効である事がわかりました。 そんな中、不規則動詞について、ズバッと説明しているサイトが見つからず、歯がゆい思いをしています。 どなたか、お知りでしたら教えてください。
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- esistdas
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私は、不規則動詞の中でも特に sing - sang - sung のように、母音がi-a-uと交替するもの、 そして bring - brought - brought のように、過去形・過去分詞形でghtが生じるものについてヒントを差し上げます。 前者は英語が属す「ゲルマン語」、そしてさらにさかのぼって「インド・ヨーロッパ祖語(理論上の言語です)」に見られるAblaut(アプラウト・母音交替)現象です。 ゲルマン語族に属する言語にはドイツ語やオランダ語などがあり、(独)singen - sang - gesungenという活用をします。母音は英語と同じですよね。 Ablautで検索すると、日本語でも他国語でも参考になるサイトがあると思います。 一方、-ghtが生じる不規則動詞は*本当に*不規則で、さまざまな専門書にあたっても、詳細な説明があまり与えられていない印象があります。 上に挙げたbringは、seekなどの類例があります。 うろ覚えですが、ゲルマン祖語(理論上の言語)では既に-ghtに相当する要素が確認できるそうです。 故に、ドイツ語でもbringen - brachte - gebrachtのように-cht(e)が生じるのです。昔の英語ではghを[x](enough, laughのghの音)と発音し、現代のドイツ語ではchをこれと同様に発音しますので、関連があることはお分かりかと思います。