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動詞の人称による変化について
一口に、動詞の人称による変化はインド・ヨーロッパ語族の共通の特色だといいます。素人判断ですがラテン語系では、将来は動詞の人称による変化がなくなるであろうことを英語(三人称単数現在のみs)が暗示しているように思えます。英語では動詞に人称による変化がないからといって動作の主が不明になることはありません。 ということは最初から動詞の人称による変化がない言語もあって、それはそれで合理的なのだと思います(日本語、中国語も?)。 さて、質問です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 によれば言語の系統は30もあります。判る範囲で動詞の人称による変化の有る言語と無い言語で仕分けしていただけますか。動詞に人称による変化があることの必然性が理解できないので、実はこれの無い言語も多いのではないかと密かに期待しています。また、嘗てはあったが無くなる方向に移行中であると認められる言語が英語の他にあれば挙げて下さいませ。 よろしくお願いします。
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お礼
ご回答の重要度に関係なく読後感を記すことによってお礼とします。正しく読み取れたか否かは当方の責に帰します。1000字に減るまで、どんどん削りましたので抜けている番号があります。 2動詞に人称変化があるのは、全ての語族の約半数と読み取りました。思っていたより少ないのは、動詞に人称変化がないことにも合理的理由があると考えている人間にはうれしい情報でした。 私が人工語を創るとすれば動詞に人称変化はさせなそうな予感があります。 5 デンマーク語・スウェーデン語・ノルウェー語に人称変化がないのは全く意外でした。うんざりするほど変化するのだと思っていました。かつてはあったと読み取りましたが無くなった経緯には強い興味を覚えます。しかし、学識のベースがあまりに違うので何故なくなったかを問い合わせるのは遠慮します。とても残念です。 6 千年前のアイスランド語が読めて、それは例外と聞けば意外ですが、考えてみれば邦文も古文は読めないし千年どころか戦前の漢字の多い日本語に、しばしば梃子摺っている我が身が在る訳で納得できる話です。 7 フランス語の特異な面をフランス人の特質に安易に結び付けたくなってしまうのも自戒、自戒。 8言語の変化が簡素化とは限らないのは意外でした。文法の上からは単純化を歩むのだと思っていました。階級差、身分差、性差、長幼の序、こういう要因がなくなり社会が平等化するに連れ文法は単純化するであろうとの仮説を現在は捨てられません。高度に専門知識をもつ方と門外漢の質疑ですから時に物分かりが悪いのは勘弁して頂けるものと思います。単純化するためには過去の何処かで複雑化の頂点にあった筈で複雑化の過程にも、また強い興味があります。 9動詞に人称変化がないことによって不利な点が生じるのは理解できます。将来、このことによる有利・不利を考えてみたいと思っています。 10 こんな簡単な質問文なのに、例えに英語を持ち出したのは失敗でした。反省しています。英語をあたかも言語の代表の如くに考えている訳ではないのに質問文には、そういう雰囲気が出ているのかなと読み直しました。 ご回答が生かされた読後感であるか否か不明ですが有り難いことだと感謝はしています。またの機会にもよろしくお願いします。 ANo.3にお礼をしなくてはならないのでどんなに早くても、これを実行するまでは締め切れません。ご了解下さいませ。