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動詞不定形に決まった形の語尾の無い言語
語学に関心があるだけで専門的な勉強をしていない者の質問なので、 用語の使い方がでたらめかもしれませんが、 そのてんは大目に見てくださることをお願いします。 「語尾」というタームがこの質問内容に即した適切な用語であるかどうかはあいまいですが、 動詞の不定形(辞書形と呼んでよいのでしょうか)のいちばんおしまい(語末)の部分のこととお考えください。 多くの言語では不定形の語尾が決まった音・綴りで終わるようです。 たとえば、日本語では動詞の終止形は必ず「ウ」の段の音で終わりますよね。 (古文では「り」で終わるものもありますがここでは現代語だけにとどめます。以下も同様です) 韓国語では「タ」あるいは音便化(と言うのかな?)して「ダ」で終わります。 フランス語では「er」「ir」「re」「oir」で終わるようです。(きちんと調べてません) このほかのラテン系言語も「母音+r」や「母音+re」などの形で終わりますよね。 ロシア語では「ть」が基本的で一部「ти」で終わります。 ドイツ語は基本的に「en」または「n」で終わります。 いっぽう、英語の動詞はヨーロッパ言語であるにもかかわらず決まった不定形の語尾を持ちません。 いちおう「en」をつければ動詞化できるというルールがあるようですが、そんなことしなくても動詞として さまざまな名詞を流用していますよね。 中国語の動詞にも、決まった不定形語尾が無いようです。 さて質問になるのですが、動詞の不定形に決まった形の語尾の無い言語とある言語で ・実例をそれぞれもう少し挙げてください。 とくに欧州と東アジアにこだわる必要はありません、というより世界各地の言語を偏りなく見ることのできる視点を求めています。東南アジアとか…アメリカとか…アフリカとか…オセアニアとか……。 ・言語数としてはどちらが多いですか。 ・定まった語尾が無いのって使用者(話者)としては不便じゃないんでしょうか。また外国語として学習する者としてはどうなんでしょう。 やっぱり慣れてしまえば不都合ないのでしょうかね。 ・そのほかいろいろこの主題に関する知見や情報があればいただきたいと存じます。
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- lupin__X
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お礼
ご回答ありがとうございます。英語の語尾変化は現代でも時代劇がかった言い回しをする時に用いることがあるので、ときどき見かけます。 活用語尾が無くなったことで英語は文法的な自由度の増大を獲得したようですが、その結果、なんだかどこに動詞があってどこに目的語や補語があるのやらひと目では分からない文章も目にすることがあります。ほかのヨーロッパ言語に慣れ親しむとその思いが一層募ります。簡略化もよしあしですね。