すばらしい回答がいっぱいあるんですけどね・・・理解していただきたいですね・・・
詳しい回答がたくさん出ているので、私は理解の仕方について
よく不規則変化動詞とか、irregular verbsという言葉が使われますが、何に対して不規則であり、irregularなんでしょうね
規則的とか、regularというのは、語尾に-edをつける"現在の"規則を基にしているわけです
乱暴な話しをすれば、現在の"規則"にのっとれば、どの動詞にでも-edをつければ過去形や過去分詞として理解されるということです
例えば、goを過去形にしたければ、goedにすればいいわけです
(goedという誤りは、ネイティヴの子供もする当たり前の間違いです ただし、最終的にはwentやgoneを正しいものとして使用するようになります この誤りは、「語尾に-edをつければ過去のことを表すことができる」という理解から生じるものとして解釈されています)
ただし、goにはwentやgoneという形があります
そのため、goedは過去形として"理解はされ"ますが、文法上は間違いなわけです
そして、親や先生、友達から「間違ってる」と言われてイヤイヤ"不規則な形"を暗記するわけです
たぶん、goedを会話で使っても理解してくれるはずです(文法にのっとっているのだから"正しい"わけです 聞く側にとれば聞きなれないから「?」という反応はされると思いますが)
ただし、「英語ができないヤツ」というレッテル貼りは避けられないでしょう
ここは質問の方の選択になるわけです
つまりreadedを使えばいいんじゃないでしょうか(“規則”にのっとっているのですから誰も文句は言わないでしょう 理解しない人もいないはずです)
さて、不規則、irregularとされている動詞の方は本当に"規則がない"のでしょうか
もともと、英語のほとんどは色々な言語から借入された単語から成り立っています
ラテン語、ドイツ語、フランス語・・・もともとの英語本来の単語(Old Englishからのもの)も当然あります
そして、動詞の変化については、もとの言語のルールで変化させているようです
そのため、変化の仕方が異なる動詞が多数存在するわけです
readの場合は変化しているのは、発音です(スペリングも当然変わってますが・・・語源が記載されている辞書ではOld Englishのrædanが書いてあるはず)
つまり、母音の長さが短くなっています これが"過去を表す"サインのようです(長母音が短母音に変化している)
同じような変化をする動詞に
bleed-bled, breed-bred, feed-fed, lead-led, meet-met, speed-spedとかありますね(発音の変化の仕方がreadと同じ)
あと、-t, -dをつけるのが過去形のルールだったようなんですが、readを含め前述した動詞では発音の関係上、結局省略されてしまったようです
ま、言いたいことは、昔はこういう変化が"規則的"だったのでしょう
ちょっとOED(Oxford English Dictionary)という単語の歴史が書いてある途方もない辞書を見たので、readのspellingの変化について少しのせましょう
不定詞: rædan – ræden – raden – reden –redyn
現在形: rade – rede – reede – reed – reade – read
過去形: rædde – radde – rad – redd – redde – rede – red – read
過去分詞: ræded – redd – readde – red – rede – reed – read
注) 昔の文法がわからないので、大まかに”こんな変化があった”ぐらいでみてください(いくつかは順番が間違っていますし、めんどくさくて載せてないのもあります) この2倍ぐらいの数の形があるので
他の辞書では「過去形」- 「過去分詞」の形として、rædde – gerædded, redde – ired, iradが紹介されています
言いたいことは、音の変化に合わせて、きちんとスペリングも変化しているということです(今のread – read – readはこのうちの一つの形にすぎない)
Readと違う単語で、長年のうちに現在の表現の「不規則」”irregular”から、現在の-edに変化したものもあります
helpの過去形はholpだったようですしね
どちらの形も残っているものもありますね
dived-dove, hanged-hung, weaved-wove・・・など
結果的に言うと、readも歴史的に形が変化して、スペリングも変わっており、ただし今現在は過去形も過去分詞形もみな同じ形であるに”すぎない”ということを言いたかったわけです
わかりづらいのをあえて別の形にするのも一つの手ですが、たぶん時間が経てば形や発音が変わるのではないかと思います
そうですね、今この回答を見ている人がこの世を去ったあとでしょうかね
>このような誤解を生む間違った不規則変化動詞をいくつも作ったのでしょうか。
いや、コミュニケーションに支障をきたすような誤解を生む言葉は多分使わないと思いますよ 支障をきたすようなケースがある場合は、使っている人らで違う言葉を作り出すはずです それが言語変化の歴史です
日本語で「やばい」という言葉がいろんな意味で使われてます それも正反対の意味で
私はほとんど使いませんが、使われている状況においてどちらも意味がわかります
これが言語能力というものです
書いたものを見ただけではどちらか判別することは難しいですが、実際の場面ではほぼ100%わかります
わからないという場合は、その人の言語能力を問うしかない
これは、お年寄りが「やばい」の意味を知らない時は、その人の言語能力が低いという意味ではありません
おばあちゃんに「やばいっていうのは、今、すごいおいしいっていう意味で使われることもあるんだよ」って言えばたぶん理解します
でも
I read the book. というのが現在形か過去形か
ある程度のレベルになるとあまり気にすることではないです
この文がこのまま使われることはほとんどありませんし
発音も違いますし
>少なくとも英文さくせいで間違えます。十分に困っていますよね。
これ具体的に教えてもらえないでしょうかね
内容によっては、おばあちゃんの話しをするしかないですね
そんな困ることではないし、理解できない話ではないはずですから
>そうなっていないのは「英語の放置、怠慢」という認識でよろしいのでしょうか。
>英語圏の国民が自発的に不規則変化を規則変化に改良してもよいようにおもうのですが、そうならない理由があるのでしょうか。
まあ、そう思いたければご自由に、というところでしょうか
今や英語はある程度同じルールで世界中に広まっていて、それでもread-read-readが改良されていないということは、もともと必要がないことと考えてもいいでしょう
たとえ、今何かの決め事で変えたとしても、たぶん時間が経つと勝手に変わってしまうでしょうし
言語変化は、特に英語の場合は音の変化に伴って進行していきます
あと50年、100年、200年たった時の英語の姿は変わっている可能性は大いにあります
三人称単数の – sはなくなるだろう、と言っている人もいますからね
お礼
ありがとうございます。