油圧回路 減圧
油圧回路について質問です。
現在使用中の油圧回路の改造について質問です。
現在使用している機械についてなのですが、片ロッドシリンダを使用しており、シリンダ上昇→ストロロークエンドでワークを1分ほどクランプしており、年に1,2回シリンダーロッドにヒビが入り、原因がポンプ設定圧力がそのままストロークエンド時に1分間かかっていると言う結論に至りました。
そこで、シリンダストロークエンドで設定圧力(ピストンポンプ元圧)がかからないように、減圧弁、もしく直動形リリーフ弁を追加しようと思っています。
そこで今の仕様がポンプ設定圧6MPA、作動圧、5,5MPA、流量がMAX190リットル(バルブサイズで言えば06)です、減圧しようとしている圧力は3MPA
です。
上昇、下降の方向切り替えは06サイズの親子弁で行なっており(上昇Bポート、下降Aポート)親子弁以外は集積弁も使用しておりません。
作動圧(5,5MPA)が減圧弁設定圧(3MPA)よりも高いため、集積の減圧弁、もしくは別置きの減圧弁を入れてやると作動圧も3MPAに減圧されるため、差圧が少なくなるため、上昇時の速度も落ちます、サイクルダウンはしたくありませんので、作動時は5.5MPAでストロークエンドの時だけ3MPA設定にしたいです、となるとストロークエンド時のみの減圧が必要になります、2圧制御です。
某社で2圧力制御の集積型のバルブを知っているのですが、それは03サイズで今回の設備は流量が多いため使用できません。
またコストの問題で比例弁なども使用できません。
となると、やはりリリーフ弁+マニホールドブロック+電磁弁+リリーフ弁(2圧力制御、1圧は元リリーフを設定圧6MPA以上にしておき、1圧はもうひとつのリリーフで減圧力3MPA、電磁弁入り切りでストロークエンド時に切り替える)もしくは減圧減+マニホールドブロック+電磁弁+リリーフ弁の組み合わせ(2圧力制御、1圧力は元設定値6MPA以上、1圧力は減圧力3MPA)で別に組み合わせたバルブセットみたいな物を作らなくてはいけないのでしょうか?(集積ではなくBラインの途中にいれてやる)
一応、減圧弁の作動遅れは考慮しておりおります、というのも今回は設定圧6MPAが1分間かかるのを少しでも、作動圧がかかる時間を減らせれば良いので、減圧弁の作動遅れも少しの時間であれば問題にしておりません、1分間よりも元圧加圧時間を短くしたいだけです。
上記に書いたバルブセットを別置きに儲ける方法以外に良い方法があれば教えてください。
また、別置き減圧弁のドレンポートに電磁弁をつなげてやり、ドレン開、閉にて、ドレンを閉時は元圧力(回路圧力)ドレン開時は減圧減設定圧、といった制御も考えているのですがどう思われますか?
ご意見をお願い致します。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 ご指摘の通り、リリーフ特性も併せて確認してみます。 また、仰る通り油圧制御の方が確かだと思います。 今回ブースターが1個在庫で余っており使用する予定ですが、 油圧シリンダの片室分の油量しか補えない為、戻り側はエア制御に至ったわけです。 説明不足で申し訳ありませんでした。 空圧・油圧制御を勉強し始めたばかりですので、今後も色々とご教示願うかもしれません。 またご指導の程、宜しくお願い申し上げます。