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物理(ヤングの干渉実験)
この問題の解き方を教えて下さい! 波長λの単色光を用いて, ヤングの実験を行う. ここで一方のスリットの後ろに, 透明板(厚さs, 屈折率n)を置いたとき, 干渉縞はどれだけ移動するか?(スリットからスクリーンまでの距離はL, S1S2=dとする) この問題の考え方が全くわかりません. S1の直後に透明板を置いた場合, S1では光速が見かけ上, c/nになるのは分かるのですが そこから先の考え方がわかりません. 透明板の通過時間の差に着目するのですか?
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透明板の中を進む光速が(見かけ上ではなく現実に)c/nになるため、波長がλ/nに縮みます。しかし、干渉条件の決定において透明板の中だけ縮んだ波長を使うのは面倒なので、その分、光路がn倍に伸びたものとして扱います。 たとえば電車がA駅とB駅の間だけ不通になってバスで代替運行するときに、A駅とB駅の間だけ距離を伸ばして考えれば、電車の速さだけで所要時間が計算できる…といった工夫というわけです。この問題では時間差を考える必要はなく、波長が縮むことを考慮するだけで十分です。
お礼
ご回答ありがとうございます! 光路長の考え方は大事ですね。