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英語での略称について
- 日本語の単語は、文字数を揃えやすく、短い文字で表現できることが多いです。
- 英語には、日本語のような短縮形は存在しない場合があります。
- 国民健康保険は英語ではNational Health Insuranceと言われますが、短縮形としての「NHI」はあまり使用されません。中学生と高校生は「Junior high school & High school student」と表現されますが、特に短縮形は存在しません。
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英語には、2レターとか3レターと呼ばれる短縮語文化があります。 たとえば航空業界なら JL・NH・AA・DL はJAL・ANA・アメリカン・デルタの各航空会社を現す2レターですし NHD・NRT・KIX・HNL は羽田・成田・関空・ホノルル空港を現す3レター があり、たとえば「JL001 NRT-HNL」と書いてあれば「JALの001便で成田発ホノルル行き」となります。 さらには RJAA(成田空港)・RJTT(羽田空港)などの一般にはなじみのない業務用の4レターもあります。 また、よく聞くであろう FBIはFederal Bureau of Investigation(犯罪捜査の連邦政府部局=連邦捜査局)ですし CIAはCentral Intelligence Agency(中央情報局) も3レター さらにはアメリカの連邦食品医薬品局はFDA; Food and Drug Administrationになります。 もともと、こういう風によく知られているものは頭文字だけをとって短縮します。そしてその際はすべて大文字で書く、と言う決まりもあります。 これらの前提があって、さらにチャットなどで文字を書く(というかキーボードで打つ)ときには、様々な略語があり、それがスラングとしても流行しています。 たとえば AFK Away From Keyboard(ちょっと席を外します) BFN Bye For Now(さよなら!) FML Fuck My Life(マジかよ・最悪!) などがありますし、日本語で言う(笑)とか「www」などは英語ではLOL Laughing Out Loudと書きます。このあたりになると必ずしも大文字ではなくてlolと書くことも多いようです。 ちなみに、ドイツの車会社はBMWとかVWなどと書きますよね。アルファベットを使う地域ではこういう略称はかなり多いようです。 でも英語以外は自国語なので、ほとんど意味は分かりません。 たとえばヨーロッパ高速鉄道は フランスだとTGV Train à Grande Vitesse(フランス語) スペインだとAVE Alta Velocidad Española(スペイン語) などになります。
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日本語の場合、 こくほ(ko ku ho) ちゅうこうせい(Chu ko sei) ちゅうきょうしん(中教審/chu kyo shin)) ぜんろうさい(全労済/zen ro sai) のような、音や語呂の関係が多いと思います。四文字(音節?)に略されることも多いですね。デパ地下(de pa chi ka)、エキナカ、MINiPLA(ミニプラ。店の名前)など。芸人さんのコンビ名、タレントの名前、バンド名なども。 Junior high schoolは既出のご回答のように、Junior high と言ったりします。中学校と言わずに中学と言うようなものか。 http://eow.alc.co.jp/search?q=junior+high&ref=sa 英語では頭文字を採って略称を作ることが多いですが、違う場合もあります。 読み方は一文字ずつだったり、つなげて読んだり、ものによるのでは? (スペイン語は音でつなげることが多いか?発音が日本語と似ている言語です。母音の数は同じ5つ) UN(国連)はユーエヌ。 UNICEFはユニセフ。 UNHCRはユーエヌエイチシーアールです。 http://eow.alc.co.jp/search?q=UNHCR 頭文字なら、NATOとかもそうですね。北大西洋条約機構。英語だとナトーでなくネイトゥ。 IAEAは、国際原子力機関。読み方は「アイ」エイ・イー・「エイ」のような感じ(カッコ部分にアクセント) 文字で記述するときは略した書き方もよくあります。具体的にはわかりませんけど、、、あ、たとえば、「東部標準時」「東部夏時間」なんてのもそうですね。 http://eow.alc.co.jp/search?q=%e6%9d%b1%e9%83%a8%e6%a8%99%e6%ba%96%e6%99%82 国によって、どれを略すか略さないか、略し方などに違いはありますが、あるにはある。 どれどをどう略すか、どう読むかは各国や各機関で決めているんでしょうけれど、時事記事など見たり、ニュースを聞いたりすると解るようになってきます。 (私はあんまり覚えていませんが、そういうのを見てると出てくるので) 辞書をひくのも良いと思います。 どこの国の保険のことかこれだと分かりませんが(日本?)、NHIも英辞郎には出ています。 http://eow.alc.co.jp/search?q=National+Health+Insurance
お礼
ご回答ありがとうございます! どう略すか、略し方によって違いはあれど、あるのはあるのですね。 確かに、NATOのように頭文字で繋げるのはありますね。 国連をUNと言ったりもするのですか。 なるほど、わかりました、ありがとうございます!
- Him-hymn
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回答者4番の補足です 別途ご紹介しますが、理論値ですが、日本語で「あ段」+「お段」(例;はこ、かも、あお、まろん、あんこう)に相当する音が約1万通りあるのに対し、英語では約2000万通りありますーーと申しましたので、その計算例を書きます。ですが、読むほどのものでもありませんが、こんな感じということで、ご参考までに。 「あ」と「お」の2つの母音に対して、日本語は、「子あ子お」「子あ子おん」という組み合わせ(「子」は子音を差す)しかできません。(日本語は最後にNをつけることだけはできるので)。 ha/ko, ka/mo, a/o, ma/ron, an/kou 「子あ」もーーあ、か、が、さ、ざ、た、だ、な、は、ば、ぱ、ま、や、ら、わ に「あ」のみの11通りに、「きゃ」「ぎゃ」「しゃ」「じゃ」「ちゃ」「ぢゃ」「みゃ」「ひゃ」「ぴゃ」「びゃ」の10通りを加えた21通りです。あとは最後に「ん」をつけるのと、途中に「ん」をつける「子おん子あ」「子おん子あん」があります。 「子お」とはーーこ、ご、そ、ぞ、と、ど、の、ほ、ぼ、ぽ、も、よ、ろと「お」のみの9通りに「きょ」「しょ」「ちょ」「びょ」「ぴょ」「みょ」「りょ」の7通りを加えた16通りです。 これで計算式を立てますと、 21x16x2x2x2=2681通りということになります。これは一見多いと思うかもしれません。 しかし、英語にはまず、日本語の「あ」に相当する母音が[æ][a][a:][ə][ə:][ɑ][ɑ:][ə][ə:][ʌ][ʌ:]の11通りもあります。すなわち、日本語の「あ」に対して英語では11通りが理論上可能です。この圧倒的な母音の数に対してーー子音も豊富に揃っているのが英語です。B・D・F・G・H・J・K・L・M・N・P・R・S・T・V・W・X・Y・Z (c,k,qは同じkの音なのでkのみで表記)の19通りに加え、br, bl, dr, cr, cl, fr, fl, gl, gr, pl, pr, sk, sl, sm, sn, sp, st, sw, scr, spr, spl, str, ch, sh, th, th(濁る), thr, なども27通り以上ある上、これを母音の後につけられる子音も日本語のnだけとは違いB・D・F・G・J・K・L・M・N・P・R・S・T・V・X・Zの16通りに加え、bl, bz, cl, ks, fl, fs, gl, gs, pl, ps, sk, (ks), sl, ls, sn, nz, sp, ts, vz, ch, sh, th, th, 22通りはあります。つまり、式を立てますと 11+(46x11)+(46x11x38)+(11x38)=20,163通りが理論値です。 つまり、最初の「あ」のような音に対しては、日本語42に対して英語では20,163通りあるということになります(理論値)。 他方「お」に対する母音は日本語42に対して、英語は「お」に相当する母音は[o][o:][ou][ɔ][ɔ:]の5通りはあるので、英語は5+(46x5)+(46x5x38)+(5x38)=9,165通りあります。 ですから、「子あ(N)子お(N)」82通りの日本語に対して英語は(「あ」の後につく子音と「お」のはじめにつく子音が重複するのでこの部分を38通りと少なく見積もっても、20,163x950=19,154,850通りぐらいあるということになります。 ですから、日本語約1万通り(理論値)に対し、英語約2千万通り(理論値)ということになります。
お礼
ご回答ありがとうございます! とても詳しく理論値の算出について教えてくださって、こんなふうにするものなんだなぁと新しい知見が得られました。 ありがとうございます。
- Him-hymn
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★日本語の単語は、ほとんどの単語が2文字か3文字で表現できるので、文字数をピタリと揃えやすく、また非常に短い文字で表現できますよね。 →これは日本語という言語の特徴を生かした効果的な方法だからということになります。しかし、だから日本語が便利かというと、そうとも限らない複雑さを言語は持っています。 たとえば、スピード。略称のような場合、日本語が速いと感じるのは確かです。しかし、そうでもしなければ速く言えないのが日本語とも言えます。実際、同じような内容のことを言うのに、英語なら25分のところを日本語だと30分かかるみたいなことは通訳者が指摘するところ(実証するのは難しいですが経験値という感じです)です。 別途ご紹介しますが、理論値ですが、日本語で「あ段」+「お段」(例;はこ、かも、あお、まろん、あんこう)に相当する音が約1万通りあるのに対し、英語では約2000万通りあります(ともに理論値で、たとえば日本語の場合には「はぞ」とか「わも」とかの実際使われないものを含む)。つまり、この言い方では英語は2000倍多く言えてしまうのです。それだけ複雑な音を聞き分けなければならないので、英語では、複雑なことからくる混乱を少しでも避けようというわけで、単数・複数にこだわり、3人称単数現在などによる同じ時制における動詞の語尾変化などがあるのかもしれません。 ★国民健康保険→国保・中学生と高校生→中高生ーーみたいな。 英語には、そういうのは無いんでしょうか? →あるにはあります。たとえば、名前。 Thomas → Tom Elizabeth → Beth という具合に。 また、オーストラリアの英語ではbeautifulをbeautと短縮するというようなものもあります。 中学生と高校生→中高生 chu/ko/seiと母音3つですね。 英語ではhighschoolersと言えば、母音3つですので、英語はもともと日本語の短縮形に近いとも言えますので、英語が有利と言えるかと思います。 国民健康保険はko/ku/min/ken/ko/ho/kenの母音7音で、国保はkokuhoで母音3つですが、National Health Insuranceですと母音7つですので、この表現は日本語が有利です。 ★毎回毎回「National Health Insurance」だの「Junior high school student and High school student」なんて長ったらしく書かなきゃいけないんでしょうか。 →そうではありません。英語の場合、theという武器がありますので、最初にNational Health Insuranceと言って後はthe insuranceと言う方法があります。もちろん、日本語よりも代名詞をやたらと使う言語ですから、itという最終兵器もあります。 junior and senior high (school) studentsも、同様に、the studentsという武器があり、they/their/themという最終兵器があります。よって、日本語のようにいちいち短縮方法を決める必要がなく、便利です。 以上、ご参考になればと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます! とても詳しく教えて頂き勉強になりました。 トーマスをトムとか、確かに言いますね。 参考になりました、ありがとうございます。
- ohioan4506
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こんにちは。在米です。 機関の名称では頭文字を取ることがよくあります。 例えば日本でもよく知られているFBI はFederal Bureau of Investigationの頭文字を取ったものです。大学名も頭文字で呼ぶことが多く、UCLAはUniversity of California, Los Angelesを略していう、といった具合です。 でも羅列する頭文字の大学が重なることもあり、例えば、OSUといった時には、地域によってイメージする大学が違っていて、中西部の人はOhio State University と思うでしょうし、もう少し西の人なら、Oklahoma State University をイメージするという感じです。 Junior High Schoolは Junior High と呼んだり、私の町の学校では、○JHと○に学校の頭文字をつけて記載することもあります。 州名も2文字で表記されますし、ワシントンDCもDCがDistrict of Columbiaの略です。 なので、あるといったらある、ということでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます! 確かにFBIとかUCLAっていうのは聞きますね。 中学をなんとかかんとかJHと言ったりもするのですね。 なるほど、わかりました勉強になります。 ありがとうございます。
- SPS700
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1. 英語には、そういうのは無いんでしょうか? あるような、ないような、習慣が違いますから、例えばデイヴィス高等学校は、Davis High ですから、全部言うとは限りません。 2。国民健康保険は英語でNational Health Insuranceらしいですがが、これを「NHI」なんて言ったりしますか?たぶんしないですよね……? アメリカには国民健康保険制度はありませんから、正式の言葉も略もなく、外国の制度の訳には、全部言わないとわからないでしょう。 3。 中学生と高校生は英語で「Junior high school & High school student」とかになると思いますが、これを「J&H Stu.」的な、なんか略し方とかあったりしますか? せいぜい high school kids あたりでしょう。 4。 毎回毎回「National Health Insurance」だの「Junior higi school student and High school student」なんて長ったらしく書かなきゃいけないんでしょうか。 一回目はフル、2回目以後は代名詞の they ですませます。 5。 これは余分ですが地域地域で略称があります、「サンフランシスコ」と言わないで the City など。それから略称の読みが違います。JAL を、日本では「ジャル」と言いますが、英語圏ではジェイエイエルと言わなければ通じません。 6。要するに身近なものは略称、遠い(例えば外国の)ものは、フルと言う事でしょう。PDって近くの警察、UI と言えば飲酒運転、よく使うものはうるさいから短くするのはどこも同じです。
お礼
ご回答ありがとうございます! やはり、略すこと自体はあっても、単語によって違ったりするものなのですね。 サンフランシスコをthe Cityと言ったりするのですか! JALをじぇい・えい・えると言うのも利用頻度の高そうな豆知識です。 いい具体例を教わりました。 ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます! 頭文字を取る場合、全て大文字で書くというお話が聞けてとても良かったです。 確かに言われてみると全てそうなっていますね。 AFK、BFN、FMLに関しても聞く頻度が高そうでとても良い言葉を教わりました。 LOLも、言われてみれば見たことがあります。 ありがとうございます!