回答者4番の補足です
別途ご紹介しますが、理論値ですが、日本語で「あ段」+「お段」(例;はこ、かも、あお、まろん、あんこう)に相当する音が約1万通りあるのに対し、英語では約2000万通りありますーーと申しましたので、その計算例を書きます。ですが、読むほどのものでもありませんが、こんな感じということで、ご参考までに。
「あ」と「お」の2つの母音に対して、日本語は、「子あ子お」「子あ子おん」という組み合わせ(「子」は子音を差す)しかできません。(日本語は最後にNをつけることだけはできるので)。
ha/ko, ka/mo, a/o, ma/ron, an/kou
「子あ」もーーあ、か、が、さ、ざ、た、だ、な、は、ば、ぱ、ま、や、ら、わ に「あ」のみの11通りに、「きゃ」「ぎゃ」「しゃ」「じゃ」「ちゃ」「ぢゃ」「みゃ」「ひゃ」「ぴゃ」「びゃ」の10通りを加えた21通りです。あとは最後に「ん」をつけるのと、途中に「ん」をつける「子おん子あ」「子おん子あん」があります。
「子お」とはーーこ、ご、そ、ぞ、と、ど、の、ほ、ぼ、ぽ、も、よ、ろと「お」のみの9通りに「きょ」「しょ」「ちょ」「びょ」「ぴょ」「みょ」「りょ」の7通りを加えた16通りです。
これで計算式を立てますと、
21x16x2x2x2=2681通りということになります。これは一見多いと思うかもしれません。
しかし、英語にはまず、日本語の「あ」に相当する母音が[æ][a][a:][ə][ə:][ɑ][ɑ:][ə][ə:][ʌ][ʌ:]の11通りもあります。すなわち、日本語の「あ」に対して英語では11通りが理論上可能です。この圧倒的な母音の数に対してーー子音も豊富に揃っているのが英語です。B・D・F・G・H・J・K・L・M・N・P・R・S・T・V・W・X・Y・Z (c,k,qは同じkの音なのでkのみで表記)の19通りに加え、br, bl, dr, cr, cl, fr, fl, gl, gr, pl, pr, sk, sl, sm, sn, sp, st, sw, scr, spr, spl, str, ch, sh, th, th(濁る), thr, なども27通り以上ある上、これを母音の後につけられる子音も日本語のnだけとは違いB・D・F・G・J・K・L・M・N・P・R・S・T・V・X・Zの16通りに加え、bl, bz, cl, ks, fl, fs, gl, gs, pl, ps, sk, (ks), sl, ls, sn, nz, sp, ts, vz, ch, sh, th, th, 22通りはあります。つまり、式を立てますと
11+(46x11)+(46x11x38)+(11x38)=20,163通りが理論値です。
つまり、最初の「あ」のような音に対しては、日本語42に対して英語では20,163通りあるということになります(理論値)。
他方「お」に対する母音は日本語42に対して、英語は「お」に相当する母音は[o][o:][ou][ɔ][ɔ:]の5通りはあるので、英語は5+(46x5)+(46x5x38)+(5x38)=9,165通りあります。
ですから、「子あ(N)子お(N)」82通りの日本語に対して英語は(「あ」の後につく子音と「お」のはじめにつく子音が重複するのでこの部分を38通りと少なく見積もっても、20,163x950=19,154,850通りぐらいあるということになります。
ですから、日本語約1万通り(理論値)に対し、英語約2千万通り(理論値)ということになります。
お礼
ご回答ありがとうございます! 頭文字を取る場合、全て大文字で書くというお話が聞けてとても良かったです。 確かに言われてみると全てそうなっていますね。 AFK、BFN、FMLに関しても聞く頻度が高そうでとても良い言葉を教わりました。 LOLも、言われてみれば見たことがあります。 ありがとうございます!