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システム導入時のテスト種別について
わたしは経理システムの更改に関わっておりますが、 コンピュータについては、苦手意識をもっています。 システムの入れ替えをするにあたり、ベンダから提示 されたスケジュールには、「単体」テスト、「結合」テスト 「総合」テスト、「ユーザ」テストと、4種類もテスト種類が あり、戸惑っています。 ベンダの技術者や、社内のシステム担当者に違いを 聞いてみたのですが、ユーザテスト以外は、わたしには 理解できませんでした。 単体・結合・総合といったテストについて、正確でなくて 構いませんので、猿にも解りそうなイメージをご教示 願えませんでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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私は、システムエンジニアです。 一つのシステムが、1つのプログラムではできていないのは、理解してますか? 簡単に説明すると、 1)データ入力部分 2)計算部分 3)出力部分 とした場合、各々の部品が正常に動作するか が単体テストです。 1)入力部分 必須チェックが正常に機能するか? 文字種別(数字・英字・半角・全角)を正常に判断しているか? 文字数は、オーバーしていないか? などです。 2) ゼロ割など、エラーにならないか? 判断文(整数で2以上)の場合、2はOKで3はNGになるか? などです。 3) 表示桁数、表示形式は正しいか などです。 これを個別にテストします。 結合テストは、それぞれの部品を通してテストします。 ここまでは、あらゆる入力値を使用してテストします。 最後に、総合テストですが、実際の運用データの一部を使用して、通常業務が正常に機能するか、 テストします。 こんなところでしょうか?
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- Jissan
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回答(1)の方の意見でだいたい合っていると思います。 ユーザーテストについて記述がなかったので、加筆しますと 単体テストー>結合テストー>総合テスト までは開発会社が行い、 ほぼ当初の計画通りの動作が行われているとみなせれば、 実際に、発注者に試用してもらうのが、ユーザーテストです。 ただ、発注内容が不明瞭な点がおおく、開発会社が不安がある場合は、 もっと早い段階で、ユーザーテストを実施するケースもあります。 この場合は、潜在的なニーズを探る目的もあります。 もっぱら、作ったものが発注者の想定通りであることを、 担保するために行われるのが、ユーザーテストに当ります。 ですから、ユーザーテストには、実際にそのシステムを使われる方が行われるのが良いかと思います。 システムは責任者からみた側面と、実務者から見た側面で、注意したい視点が大きく違いますので、 ユーザーテストには、そのシステムが稼働した際に、実際に触られる部門の方々に一通り触ってもらうことが 良いかと思います。 開発会社が最も恐れることは、このユーザーテストで、想定と違うといわれることと、 ユーザーテストに、検収印を押す管理者が不在な状態です。 運用が開始されてから、あとあと大問題になる切っ掛けが、ユーザーテストだったりします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ユーザーテスト、正に現場部門ではしっかりと行う 必要があると再認識しました。 仕様と異なる動きがないか、要求し合意した内容が 反映されているか、といった視点で臨みます。 ありがとうございました。
お礼
大変解りやすいご回答、ありがとうございます! とても為になりました。