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観念的な映画とは?
観念的な小説、観念的な絵 これらは具体的にどういうものなのでしょうか? 作品例があれば教えてください。
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観念的な映画といえば、ピーター・ブルック監督の略称「マーラー・サド」を思い浮かべます。 フル訳題は「マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者たちによって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺」です。 現実とは、時代とはかくあるものだという絶対的固定観念である「体制」に対して、全くの非現実・反時代的な自由観念こそは「理想」。そして、その両者が純粋化し、尖鋭化して激突した時に一方は「マーラー」として、他方は「サド」として二極に分裂し、それは限りなく「狂気」と分かちがたくなる、そんな世界のありようの不可思議を映像に捉えたものではないでしょうか。
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- omekoijirou
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回答No.1
具体的にどーとか説明出来ないけど、観念的な映画というと、スタンリー・キューブリックかなぁ。 例えば彼の代表作「2001年宇宙の旅」 冒頭に出てくるデカい墓石のようなモノリス、最後まで正体明かされへんかったけど、あれは一体何やねん。 また映画の最後で木星の近くでもまたモノリスが出て、それに吸い込まれて赤ちゃんが出てきて…わぁぁぁぁああああああ。一体この映画、何が言いたいねんっ!。こんな感じです。 キューブリックは次の「時計仕掛けのオレンジ」でも更に訳わかめな作品を作り上げています。オイラのような凡人には訳わかめです。 他にも自分が見て何となくストーリーは判るが狂気みたいなのを感じる作品として、「地下鉄のザジ」、アンソニー・クイン主演の「道」を挙げときます。