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生活保護制度以前の乞食はどうなっていたか。
道端で行き倒れの人を見ることは生活保護制度が実現される以前の時代は少なくなかったんでしょうか? むかし、住居が無くその日の食事すら満足にとれないほど困窮した人はどうしていたのか、教えてください。
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>むかし、住居が無くその日の食事すら満足にとれないほど困窮した人はどうしていたのか 悲しい事に行き倒れです。 生きていても(生きる為には)無宿人として所謂ヤクザ者や犯罪者、野非人(乞食)です。 江戸期の人別帳は絶対で、それから抹消されれば住居も職も真っ当なものは選べなくなります。 何故ならそういう人間を雇って犯罪を犯されたら、雇った人間に連座制からの罪が生じるからです。 選択肢は捕まるまでは無宿人として生きて、捕まったら良くて寄せ場送り、悪ければ佐渡送りから死罪まで、(時代によって)より取り見取り。 ちなみに行き倒れが出た場合は、其の町屋で費用を出して処理します。 町屋の堺で行き倒れた場合は、頭の向いている方が責を負う等と非常に細かく決められていました。
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- rimurokku
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昔の人は人情も厚く、困っている人を放置する人は少なかったようです。 乞食が生きて行けたのも、周りのほどこし精神が多かった事や、おせっかいな人が世話を焼くなどしていたことも多くあります。 法律の改正で物乞いが禁止され、福祉政策の充実などが進んでから、何かといえばすぐに行政任せに成り、人は困った人に手を貸すことが無くなってきたように思います。 さらに家族制度の崩壊によって孤独老人も多くなり、生活保護を受ける人やホームレスが多くなりましたが、昔は親や家族が困って居れば、自分の事を差し置いてでも何とかする努力をしたものです。 何かといえば行政任せにする、いささか寂しくむなしい時代に成りましたね。
お礼
ありがとうございました。
- KoalaGold
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最低賃金以下のタコ部屋で働かされて病気になって死ぬとか、かっぱらいや詐欺で生きて行くとか、道端で物乞いするとか。 生活保護で最低線を保障することで夜の街を歩いても安全になったのではないでしょうか。食い詰めた人が酔っ払いの財布をかすめ取るのは簡単ですから。 女性なら身を売るとして、それを扱うポン引きもいるわけで、その上に地域を統括するクリカラモンモンさんに吸い上げられてしまうシステムも生活保護で崩せたということになります。
- tzd78886
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大半は行く先々で蔑まれ、貧困の中で死んでいきました。今でも河川敷のホームレスがばかな餓鬼どもに襲撃されたりしますが、当時はそれすら取り締まられなかったのです。
お礼
ありがとうございます。 昔のホームレスは犯罪被害にあっても救済されなかったのは知りませんでした。
お礼
ご回答ありがとうございます。 紹介いただいた人別帳や連座制で検索したらほしかった情報がたくさん出てきました。