- ベストアンサー
人間と他の霊長類との違い
人間と他の霊長類との違いは何でしょうか?昔から例に出される「火を使う、道具を使う、言葉を使う」こと以外で何かありますか? (「生物学」という考え方もあるかも知れませんが、とりあえず「哲学」のカテゴリに投稿してみました。) 私は、「性」の行動様式に違いがあるような気がするのですが、漠然としていて、説明が出来ません。
- みんなの回答 (14)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ウィキより、「動物の同性愛」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E5%90%8C%E6%80%A7%E6%84%9B ついでにペンギンカップルのニュース http://rocketnews24.com/2011/11/09/150679/ >個別の行動を取り上げると、他の霊長類にも見られるということですかねぇ 一例を挙げるなら、ご質問の内容とは無関係ですが、農業をするアリの「ハキリアリ」とか、道具を加工して虫を取る鳥の「キツツキフィンチ」とかが挙げられます。 性に関する事だけでも、霊長類に限ってはいませんが。 動物の同性愛行動の理由は解明されてはおりません。 人間とは違うのか?または人間はその延長線上の行動なのか?(勿論私は延長線上だと信じていますが、脳生理学等が大きく発展するまでは証明は不可能です) 性の行動様式でしたら、他の霊長類で大方揃っていますし、逆に人間だけと思われているものは、民族や社会習慣で無い民族がいるので、後天的に学習する段階で発生するものだと結論付けられます。 必要性が・若しくは欲求があり、それを許容する環境があれば発現する(もしくは環境が先にあり、そこに欲求が生じた時か)、と言う程度のものです。
その他の回答 (13)
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
人類の特徴は、工業化・機械文明にあります。 他の類人猿をはじめとした、幾つかの生き物に道具 の使用は見られるが、それを量産し、物流させ、 他の必要な物と交換する、といった意識的行動の 多様化による生産の分業は、脳を発達させ、環境の 客観的に認識(条件反射ではなく)できる、人類に 特有の行動である。 まさに「パンツ(製品)をはいた猿」である。 また『パンツ』は、性にも関わる。 人がパンツをはくのは、寒いからだけではない。 南洋の原住民でも、腰ミノは着ける。 多くの生物は、限られた発情期にのみ性的興味を 示すが、人類だけは、裸を見れば年がら年中発情 するので、パンツをはかせないと、生産に支障を きたすのだ。 それだけではなく、誰もが持っている裸を卑猥な ものとし、生物本来の目的であり夫婦が毎夜営む 性行為をワイセツだとして、表の文化から隠した のである。 それは生物にとって存続のために最も重要な行為 であるにも関わらず、口にするのがはばかられ、 学校でまともに教えないという状況に、人類の 特異性がある。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「人類の特徴は、工業化・機械文明にあります。……人類に特有の行動である。」……まさにそのとおりだと思いました。 「人類だけは、裸を見れば年がら年中発情するので、パンツをはかせないと、生産に支障を きたすのだ。」……まさにそのとおりだと思いました。 「誰もが持っている裸を卑猥なものとし、生物本来の目的であり夫婦が毎夜営む性行為をワイセツだとして、表の文化から隠したのである。それは生物にとって存続のために最も重要な行為であるにも関わらず、口にするのがはばかられ、学校でまともに教えないという状況に、人類の特異性がある。」……そうでしょうか? 本来の「性」は、「存続のために最も重要な行為」であるかも知れませんが、人間は、「性」に生殖以外の他の意義を獲得したということではないでしょうか? 「学校でまともに教えない」……「性」というのは、こと「生殖」ということに関しては、教育の問題ではなく、本能に管理される問題では?
- 0fool0
- ベストアンサー率18% (134/738)
特徴の一つではありますが、生物の規範を逸脱したものであるとは言い切れません。 同性愛も生殖を伴わない性交も他の生物に見られます。 人間の場合は確かに細分化・多様化してはいますが、分岐の枝の一つに過ぎないと考えられます。 大脳皮質の肥大化に伴う、オーバーコントロールによる理性の暴走が原因と考えられるので、生物の規範の中の現象でしょう。 他の霊長類との差異は 直立二足歩行とそれから来る手と足の分化 咽喉の拡張や瞳の誕生等から来る、コミュニケーションの細分化 それらの影響から、摂取カロリーの増加に支えられた大脳皮質の肥大化とさらなる高度な知識・思考能力 等でしょうか。 確かに特異な進化をしていますが、言ってしまえばそれだけであって、やはり生物の一つに過ぎません。 人間のとる行動の多くは他の何かしらの特異な進化をした生物において観察する事が可能であり、何も人間だけと言う事もありません。 言える事は、人間ほど多様な行動を一種で行う生物がいないという事だけです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「同性愛も生殖を伴わない性交も他の生物に見られます。」……はじめて聞きました。本当ですか?動物行動学の成果なのですか?もし、よろしければ、その動物を教えて下さい。解説されている文献を教えていただければありがたいです。(画像添付でかまいません。) 人間の特徴は「多様な行動を一種で行う生物」ということで、それを支えているのは、「直立二足歩行と……コミュニケーションの細分化……大脳皮質の肥大化とさらなる高度な知識・思考能力」というだけの生物に過ぎないということであり、個別の行動を取り上げると、他の霊長類にも見られるということですかねぇ。
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
>「性」の行動様式に違いがあるような気がする ↑その通りだと思います 霊長類の中でも人間に近いとされてるボノボでさえオスもメスも「陰部(性器)」を隠そうとせず生活してます。 しかし、人間は古代から陰部を隠す「羞恥心」があり衣類を纏う生活をしてます。 このような感情を持ったからこそ、人間は様々な工夫をして文明を発展させることが出来たと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「羞恥心」というのが、人間の特徴だということですね。はじめて気づきました。 「羞恥心」が何故生まれたのか???大変興味深いですね。 「羞恥心」と「人間は様々な工夫をして文明を発展させることが出来た」ことと、結びつきませんが、少し考え見ます。
- 1
- 2
お礼
再度のご回答ありがとうございました。 もう、40年以上も前のことですが、学生時代に、私のまったく専門外なのですが、ローレンツの「ソロモンの指輪」という本を読んで、強烈な印象を受けました。それから、多少動物行動学に興味を持って、いわゆる一般教養程度に本を読んでいたのですが、「単なる興味」程度のレベルですから、今回、あなたのご回答をいただいて、正直言って、かなりショックでした。(*^_^*) もう、爺さんですから、今更、熱心に勉強する気力も残ってはいませんが、これまでの先入観は捨てる必要はありそうです。 『必要性が・若しくは欲求があり、それを許容する環境があれば発現する(もしくは環境が先にあり、そこに欲求が生じた時か)、と言う程度のものです。』ということですね。