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形容動詞「大きな」や「小さな」の語源について仮説をたててみました。

「大きな」や「小さな」など形容動詞の語源が知りたいのです。「大きい」や「小さい」と比較してより情緒的なニュアンスが私には感じられます。あなたにとってはいかがですか?もしそう感じられるのが皆さんにとっても真なら、その理由が知りたいです。考えてみたのですが、「大きな」や「小さな」はもしかしたら「大きなる」や「小さなる」の語尾の落ちた形が定着したのではないか、と仮説を立ててみました。いかがでしょうか? もしそうであるならば、たとえば古文に、名詞を修飾する用法としてではなく、述部に表れていた例はございますでしょうか?現代の形容動詞の用法としては、述部にくることは不可能です。*今日の魚は大きな。 この文は誤りです。しかし古文では、たとえば、 けふのうをは大きなる。 といったような使い方は見つかりますか?

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回答No.3

【大きな】について、広辞苑によれば…… 「室町以後の語。文語オホキナリの連体形から」とあります。 これを信頼するなら、「大きなり」の連体形は「大きなる」ですから、質問者様の考えは正しいことになります。 ただ、「連体形」ですので、この形で文末に来ることは通常ありません。 終止形の「大きなり」が普通の形になります。 係助詞「ぞ・なむ・や・か」が先に来るか、文末に省略された名詞があると考えられる場合だけ「大きなる」が文末に置かれ得ます。

その他の回答 (3)

回答No.4

#3 の方の回答にあるように, 「大きな」は「大きなり」の連体形「大きなる」の音変化よりきたものです。 さらに言うと,「大きい」という形容詞も,「大きなり」が形容詞化したものです。 ただし,「ちいさなり」という形容動詞はありません。 また,「大きな」「小さな」は連体詞であるとするのが多数説かもしれませんが, 形容動詞とする説もあります。 ただし,終止形などは存在せず,連体形のみになります。 「活用しない」のだから「連体詞」とするのが多数説なのでしょうが, 「声の大きな人」のように,述語的な用法があることから, 用言としての形容動詞とする説も一理あります。

noname#74443
noname#74443
回答No.2

 あげ足を取るようで申し訳ありませんが、「大きな」「小さな」はそもそも形容動詞ではないと思いますが。

noname#42105
質問者

お礼

形容動詞を連体詞に訂正します。ご指摘ありがとう。 みなさま回答よろしくお願いします。

回答No.1

「大きな」「小さな」は形容動詞ではありません。連体詞です。 従って、もともと専ら体言を修飾する単語です。 その点からあなたは間違っています。