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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:JLPT N3 指導経験のある日本語教師の方へ)

JLPT N3 指導経験のある日本語教師への質問

このQ&Aのポイント
  • JLPT N3 指導経験のある日本語教師への質問です。経験がまだ浅い海外在住の日本語家庭教師が、週に1回1時間教えている生徒がN3に合格できるのにかかる期間と授業方法についてアドバイスを求めています。
  • 質問:JLPT N3 指導経験のある日本語教師の方へ、経験がまだ浅い海外在住の日本語家庭教師からの質問です。週に1回1時間教えている生徒が、N4合格後にN3に挑戦しましたが、不合格になりました。今回は模擬試験で合格圏に入りましたが、週1回1時間のレッスンで約2年の期間内にN3に合格できるかどうかについてのご意見をいただきたいです。
  • 経験がまだ浅い海外在住の日本語家庭教師が、週に1回1時間教えている生徒がJLPT N4に合格し、N3に挑戦しましたが、不合格になりました。模擬試験で合格圏に入ったものの、週1回1時間のレッスンでは約2年の期間内にN3に合格することができるのかどうかについてアドバイスをいただきたいです。

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回答No.1

経験10年、現役日本語教師です。 学習者の母語が何か、日本語環境がどのくらいあるかによって大きく変わるので、正直、正確なアドバイスをするのが難しいです。考え得る範囲での一般論を書きます。参考にしてみてください。 「週1回1時間のレッスンでは約2年の期間をみるのが妥当なのかどうか」 →検定試験対策ですから学習者のやる気による、というのが本当のところです。 自主学習も毎日しているというくらいなので、無理ではないと思います。 しかし、これは現地での日本語環境がどの程度あるか、本人が日本語を使う場所がどのくらいあるかによって大きく変わります。かといって、N4レベルでは、普通体の会話は難しいですから、むやみに日本人とチャット等するのもすすめられませんし、日本にいてもN3がなかなかとれない学習者もいます。 四技能のバランスが鍵になるので、うまく弱点を伸ばせるよう指導するのがポイントになるかと思います。 漢字と語彙は自主学習に、文法、聴解、読解を授業内でしました →私もそうすると思います。 ただし語彙は、なぜそうなのかが理解できないと覚える手がかりがないものがあります。 たとえば、「こんにちは」の「は」はなぜ「わ」ではないのか、のような・・・。ちょっとしたコツというんでしょうか。そういう部分は雑談ついででも取り上げた方がいいかと思います。子供っぽいと子供らしいはどう違うのかのようなものですね。 また、文法の問題中に慣用句として語彙の教科書にあるものが出ることもありますよね。 教師側が語彙教科書と文法教科書を読み比べてピックアップし、別途解説する必要があるかと思います。 さらにカタカナ語はだいぶ厄介で、カタカナ語だけの教科書があるほどです。 日本人ならではのニュアンスで使うものがあるので、本来の意味とは違っていたり、日本語でのイメージというか、感覚というか、説明できないものも多々あります。 最後に、大切なのは自主学習の内容です。 現在はどのように自主学習を行っているのでしょうか。 一般論で言えば、文法項目を使って作文をする、日記を書く、音声のシャドーイングの後、キーワードを書き取らせるなど、飽きずにできる効果的な学習方法を提案するのが教師の役割で、この場合もっとも重要になると思います。 いずれにせよ、自習の時間を有効に使えるよう配慮してみてはどうでしょうか。 また、学習者には質問主さん以外の日本語教師はいますか? もしいるなら、連携というか、ほかの先生が何をしているか聞くことも大切でしょうし、ほかに先生がいないばかりか、日本語環境がまったくないのなら、毎日少しでもいいから日本語に触れる時間を設けなければならないし、考えることはたくさんありますね。 興味を持って、楽しく学習し、さらにN3がとれるよう祈っています。がんばってくださいね。

Rozsy
質問者

お礼

こんばんは。 早速にご回答くださいまして、どうもありがとうございます。 ベテランの先生からアドバイスをいただき、大変感激しております。 私の国は英語圏で日本人も数多くいますが、なぜか生徒のほとんどが「日本人の友達は一人もいない」という人が多く、また彼らにとって日本語教師は私だけですので、日常生活のうえでは日本語環境はまったくないに等しい様子です。 上記にいただきましたアドバイスを何度も読み返し、かれらのために今後一層精進してまいりたいと思います。 切羽詰まることが少なからずありますので、またこのフォーラムの場をお借りしてお知恵を拝借させていただくこともあろうかと思います。 今後ともどうぞ宜しくお願いします。 この度はご丁寧かつとても心お優しいアドバイスをいただき、心より感謝しております。 どうもありがとうございました。