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集団的自衛権について
例えば、アメリカがロシアやメキシコに攻められた場合、 自衛隊はアメリカ本土に援軍に行くのでしょうか?
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> 自衛隊はアメリカ本土に援軍に行くのでしょうか? まだ議論の最中ですから、「判らない」が正解でしょうけど・・。 また、その「援軍に行く」ってのが、「出来る/出来ない」なのか、「する/しない」なのかで違いますし、「援軍」の定義にもよりますよ。 そもそも現状認識は、国際法上は集団的自衛権は、主権国家に認められた権利ですが、我が国は国法上(言わずとしれた憲法9条など)、それが非常にビミョーです。 反対派は「集団的自衛権は戦争加担になる可能性がある」と解釈しますし、推進派は「権利放棄までは憲法に書かれていない」と言う立場で、いずれも一理はありますが・・・。 現憲法のままで集団的自衛権を行使するとなれば、ご質問の「援軍」ってのは、「戦争加担」と思われますので、国際法上は許容しますが、憲法には抵触する可能性が大で、かなり難しいかと思われます。 とは言え、PKOなどにも既に「参加」し、実際に派兵とか支援活動などはやっちゃってますので、国連か、恐らくアメリカの要請でも、派兵や支援活動までは可能かと。 それと先頃に問題化しました、韓国軍への弾薬供与なんてことも、日本のルール上は「やらない方が良い」みたいな、曖昧な話しですけど、加担か参加かなど無関係に、「行っちゃう」と「やっちゃう」も多いです。 ただ、安倍政権とか日米で考えてる集団的自衛権は、もう少し積極的な範囲で、いかに解釈論で乗り切ろうとしても、「明らかに戦争加担」となる領域でしょうし、それ故、「自衛隊の国軍化」とか「憲法改正」がセットです。