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nttルール(田尻先生)の真偽
田尻悟郎先生の「 テレビで基礎英語 」、22回目の放送についての質問です。 ---------------------------------------- 「nttルール」 What do you want to do? "n" の後の "t" は省略して読まれることが多いので、"want to" は、「ウォントゥ」ではなく、「ウォナ」と発音します。 "ntt"ルールと言うそうです。田尻悟郎先生が命名したと思われます。 ---------------------------------------- これが不自然に思われました。このルールを真実と仮定すると、 I am going to say it. の「am going to」が「アムゴーイントゥー」から「ガナ」に変化することを説明できません。 よって、私は、上記の「nttルール」は間違いでは ないか、と考えています。正しくは、以下の法則では ないでしょうか。 「to を末尾にふくむ複合動詞は、途中の発音を省略して「(be動詞では ない)動詞の最初の音+no」に変化する。」 これだと「want to」は「ワナ」に、「be going to」は「ガナ」になります。 これで正しいかどうか自信がないため質問させていただきます。できれば英語、特にネイティブの英語に詳しい人にかいとうを希望しています。よろしくお願いいたします。
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- agnler
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いろいろと、難しい議論が繰り広げられていますが、個人的には、使用頻度が高い単語ほど省略形があるってだけなような気がします。 The=>Da have to=>hafta has to=>Hasta going to=>gonna got to=>gtta want to=>wanna 全部、使用頻度が高い単語なので、省略してもだれでも分かるちゅうことでは??? ご参考までに、、、
- sknuuu
- ベストアンサー率43% (408/934)
大変失礼ですが、私が知り合いのアメリカ人の「実際の発音」を例に挙げても、"聞いたことがない"という一点張りでは回答する意味がないですね want to だから、[be] going to だから、"特別に"tは発音しないとか、そういうルールは発音にはありません 発音にあるのは、各音素のつながりが、アクセントや前後の音の関係であって、それには個人的要素もあれば地域特性も、社会的特性もあります ですから、発音は千差万別です でも、なぜそういう音になるのか、そういう音に変化するのかという理由はある程度特定できます それが音声学のしていることです 私にはgoing toとbe going toの発音が別になるという理由がわかりません 条件が一致すれば、to の音は全く同じ音になることが多いです go to warというのはtの音が聞こえるように話すのが普通でしょうか internationalの発音のinterのtの発音はどうでしょう http://ja.forvo.com/word/go_to_war/#en http://ja.forvo.com/word/international/#en アメリカ人の中でもを出す人も出さない人もいます ただ、この例において"当然"認識しなくてはいけないことは、単語一つ、短いフレーズしか話していないこと そして、「録音」「人に聞かれる」などの他の条件があることです つまり、とりつくろった発音をしている可能性があるからです 別の言い方をすると、同じ人でも場合によって発音の仕方を変えるということです international(「英語」のくくり)については、ほとんどがアメリカ人にもかかわらず一番最後の人だけがtが発音されておらず、他の人は全てtをはっきり発音しています でも一般的認識からすると他の人もtの発音は出てこないはずです(私の知っているアメリカ人で"日常会話において"tを発音する人はほとんどいません) この意味では電子辞書の発音を聞いても何の意味もないわけです 私はそういう発音は実際存在するし、音声、音韻的な知識も含めて、meant toの最後のtは発音されないことがありますよとお伝えしました それを信じるか信じないかは質問の方の勝手です ま、返信の内容だと信じていないという解釈でいいんでしょうね ただ、発音に限らず、英語の他の面 (文法や表現方法、第一言語による影響など)について本などにのっていないものが数限りなくあります それを"自分が知らないからそういう「ルール」はない"ということであれば、言語の知識はそこでストップして発展は望めません もともと"意見が分かれる"とかいうものではありません 実際「あるかないか」ですし、知らなくてもそれを「信じるか信じないか」です ま、もともと発音に関してはルールありきで考えるものではないと思っていますので、とにかく実際の音をいっぱい聞いて、そういう音も"あり得る"という理解の仕方をしています あとは、ご自分でそういう発音が存在することを確認してください この回答は、この相談室をご覧になって勉強とか参考にしている人のためにしています
- sknuuu
- ベストアンサー率43% (408/934)
まあ、あまり「間違い」とする必要もないかと・・・笑 私はあえて、"説明が足りない"としました 番組の都合上、できるだけ簡単に表現したのかもしれないし >I meant to say は I meanna say には なりません 実はこれは微妙なんですよ meannaとスペリングしてしまうと違うような気がしますが、日本人の耳には「メンナ」と聞こえるような発音はするんですよ 実際 want toにおいて、説明上[wɑn ə]という書き方をしましたが 詳しく書くと[wɑn(t)(ə)]という感じなんです(これも便宜上こういう表示にしています) ( )の部分は省略ではなく、"音として出てこない" 速く発音した場合、最後のシュワ/ə/ですら面倒なんですよ だから舌を離すことはしない だから/ə/は省略されたと考えてもいいです でもtの発音はしようとする(こちらは省略ではなくて"出ない") どうなるかというと、[wɑn n]という感じ(IPAでいうと、'syllabic'というやつ) 母音としての音は表面上出てきませんが、2番目のn一つで音節を構成するんです(つまりタイミングとしては残る ← 2音節 そしてこれが日本人には「ナ」に聞こえる) 前述のinternationalにおいても、「インンナショナル」[in n næʃnl]という発音が実際なわけで、tやシュワ/ə/の音はほとんど聞こえません meant to がmennaとスペリングされないのはwant toに比べて頻度が低いからかと思われます ま、もともとwannaというスペリングは慣例上許されているだけの話しで、正式ではないです(発音に合わせてスペリングを作っただけ) 「間違い」とかいうことはなしに、一歩手前で終わらせといたほうがいいと思いますよ あと、繰り返しの注意ですが、上記のような発音をする人もいればしない人もいます 上記の例は、私の知り合いの発音をもとに説明しています
- sknuuu
- ベストアンサー率43% (408/934)
"ルール"とすると説明がつかないものが出てくるから、「そういう音として現れる理由」としてちょっと説明します あ、その前に、このような音はある音の配列の条件の時に現れますが、現れない場合もある、という認識は忘れないようにしてください(その条件を満たすから、その音で発音されなくちゃいけない、という認識はされないように) >"n" の後の "t" は省略して読まれることが多いので、"want to" は、「ウォントゥ」ではなく、「ウォナ」と発音します これだけで説明しているのであれば、「nttルール」はちょっと乱暴です(というかこれ、ntだけで十分じゃないかと思うんですが・・・tが2つある意味がわからない・・・) "want to"では、nとtが強勢のない状況で、同じ舌の位置でつながって発音されて、nの音だけが残って発音されることが"多い"です(tが発音される場合もある) don'tのtは発音されないことが多いです でも Don't you ...とかdon't sayはどうでしょう 前者はあきらかにtが再浮上します 後者も微妙ですが、tの音は現れます Didn't I say ...の場合は出ないことが多いですね この違いはntの後に来るのが子音か母音かの違いです internationalのinterのtは現れず、nの音だけが残ったように聞こえます「インナーナショナル」 want to sayは実際、「ウォナ セイ」が多いです ましてやこの場合、私の例と条件が一つ違います tが一つ多いですから だから考え方は2段構えにする必要があって nttのtの2つが1つになって(assimilation)そのうえでtoのシュワ/ə/とwantの母音ではさまれるから、「ウォナ」となる [wɑnt tə] → [wɑn tə] → [wɑn ə] going to も同じように2段構えの説明が必要です(いや、もうちょっと) [goʊɪŋ tə] → [goʊɪn tə] → [goʊɪn ə] going toはgoin' toと発音されることが多いわけで、この場合[ŋ]の発音は[n]として発音されます [goʊɪŋ]の[oʊɪ]の母音は、このとおり発音されることは少なく、アメリカ英語としてもブリティッシュのような[əʊ]という発音は多いと思います そしてこれすらも、速く発音、そしてルーズに発音すれば[ə]に限りなく近づくでしょう そうすればgonna[gənə][gɑnə]のできあがりです 勘違いしないでいただきたいのは、この説明のようなシステマチックな順番の変化の仕方ではなく、音声的には一瞬で最終形に至るような発音です これがいつも使う表現ということもあって、セットで日常的に使われてしまっているものだと思います そして、"ルール"がありきでこういう発音をしているのではなく、最初に音がありきでいろいろ調べてみたらある一定のルールが見いだせたという理解です 理解の順番を間違えないように ntが母音で強勢がない状態ではさまれるという条件にあれば、たぶんnの音だけが残ることが"多い"と思います(話者の話す速さやaspirationの出し方も条件には入るのですが) だから、"ntt"ルールというのはちょっと説明不足であり、"ルール"と言ってしまうには不完全なものであります 質問の方の、「to を末尾にふくむ複合動詞は」という部分は半分正解で、半分はちょっと違います いつも使われる表現というのはつまり、異音として現れても誰もが理解できるということであり、ちょっと社会的要素も含まれると思います 前述のinterをゆーーーくり発音した時に「インナー」と発音する人はあまりいないと思います 多くの場合はtの発音をしっかり出すのではと思います それはwant toも同じです 他の例として、got toというのがありますね(ntとは違いますが) アメリカでは多くの人は「ガラ」[gɑɾə]と発音します これも母音ではさまれています ちなみに「tが省略された」という言い方もできますが、『tが発音されない状態』という認識のほうが正しいと思います(そうするとtが出てくる場合の説明もつきます ま、実際発音の準備はされていても「発音されない」assimilationなわけですが ← tの音がnの音に同化したと考えます) これをnasal assimilationと言っている人もいます in the houseはtheの子音がnの音に同化して、in a houseに聞こえることが多いと思います
お礼
詳しい説明をありがとうございます。参考になりました。以下の内容を結論としました。異論のある人は返信してください。 ・田尻先生の「nttルール」は誤りです。 ・nttルールに類似するルールは存在しません。 ・英語の共通ルールとして、単語同士の音が結合/欠落する場合があります。これはリエゾン/同化(assimilation)とよばれます。しかし、これだけでは「want to」が「ワナ」には なりません。 ・「want to」が「ワナ」に、「be going to」が「ガナ」になる変化は例外的変化です。英語全体の共通音声変化によるものでは ありません。たとえば、I meant to say は I meanna say には なりません。よって、何らかの法則が存在するわけでは ありません。
- cbm51901
- ベストアンサー率67% (2671/3943)
(1) "ntt"ルール ...変なルールだと思います。 (2) 「to を末尾にふくむ複合動詞は、途中の発音を省略して「(be動詞ではない)動詞の最初の音+no」に変化する。」 ...これも変な法則だと思います。"複合動詞"の意味が?です。 具体例を挙げますと、 I meant to say sorry … I meanna say sorry とは普通、言いません I learnt to speak English … I learnna speak English とも言いません We weren't together … We werennagether とは言いません
お礼
ありがとうございます。確かに、ルールや法則と呼べるものは存在しないようです。
- litsa1234
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あらゆる言語の「音声変化」(音便変化)を理解するには「音声学」という学問を勉強すればいいですよ。 今回の質問も簡単に理解できるようになります。 参考まで。
- Oubli
- ベストアンサー率31% (744/2384)
「to を末尾にふくむ複合動詞は、途中の発音を省略して「(be動詞では ない)動詞の最初の音+no」に変化 よくわからないですが、toがnoに変化するのは、前が鼻音の-ngとかーn(t)なら普通のことですね。
補足
すいませんが、説明が理解できませんでした。 「nttルールは間違い」というしゅしの かいとうであることは理解できたのですが、それ以外は理解できませんでした。 基礎英語という番組を見ていることから理解できるとおり、私は英語を勉強中の立場のため、専門的な言い方では理解できません。もちろん、将来的には英語をマスターするつもりですが、今は不可能です。お手数ですが、具体例などを追加していただけないでしょうか。
その番組を視聴していないので全体的な話の流れがわかりませんが、 講師の先生はそこでは「want to の音変化について」、学習者が覚えやすいような説明を試みたのであって、「am going to など他のことも含めた全て」を説明したわけではなかったんじゃないでしょうか? want toの説明だったら別に am going to をカバーできなくたって構わないと思いますが。それとこれとは別で。 それと、ネイティブの英語と言っても、wanna みたいなのはアメリカもしくは北米(アメリカ+カナダ)発音で、イギリスやオセアニア方面だとまた違うんじゃないでしょうか? イギリス英語はTをはっきり発音する傾向だと思います。
補足
へんしんをありがとうございます。 「want to の音変化について」を説明するのであれば、「want to はワナになる」の一言でいいのであって、それはルールではなく、特定のつづりのみの特殊な読みの説明です。番組の中では、複数の発音に適応しているルールであることを前提に話していました。 なお、番組はアメリカ発音を理解するための法則性などを説明する内容でした。
補足
ほかの人の意見も ききたかったので、しばらく待ってみたのですが、投稿は なかったです。 私は個人的には「I meant to」は「アイメナ」に変化しないと考えています。私は今までに多くの英語を聞いてきました。「I want to」が「アイワナ」になることを何度もききました。「be going to」が「ガナ」になることも何度もききました。強調しておきますが、「going to」ではなく「be going to」が「ガナ」になります。be動詞は発音されません。しかし、「I meant to」が「アイメナ」になる現象は一度も聞いたことがありません。それ以外の類似の発音変化も聞いたことがありません。よって、私は「want to」と「be going to」のみが特殊なのだと考えています。しかし、私もネイティブでは ないため、十分な じしんがあるわけでは ありません。そのため、ほかの人の投稿をしばらく待っていました。 おそらく、これは答のない種類のものだと思います。日本語でも「ら抜き言葉は許容されるべきだ」「いいや、おれは古語いがいは許さないでござる!」など、人によって意見が分かれます。言語学には絶対の答が 1つだけ用意されているわけでは ありません。よって、私とあなたの意見が異なっても、なんら不自然では ないと思われます。