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会社の貸借対照表について
会社の経営分析をする仕事をしています。まだ、駆け出しで良く分からないのですが、 ・流動比率(流動資産÷流動負債)、 ・固定長期適合率 { 固定資産÷(純資産+固定負債)} という指標がありますが、流動比率が100%以下で、固定長期適合率が100%以上の場合、 資金手当てが、長期と短期でアンバランスになってると思いますが、なぜ、このような現象 が起きるのでしょうか? 金融機関からの借入で、短期では借りやすく、長期では借りにくなど、担保の関係などで、 そのようなことがあるのでしょうか?
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あくまでも教科書的な回答ではあるが、流動比率100%以下でかつ固定長期適合率100%以上であれば、資金繰りに窮しているおそれなしといえないことを意味する。 要因のひとつとして考えられるのが、より借りやすい短期借入で資金を賄っている可能性だ。貸付側としては、貸出期間が短期間のほうが貸倒リスクを変動させる要素が限られまたリスクも相対的に小さいため、貸し出しやすくなる。
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- uitinka
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タイトルが会社の貸借対照表について,と云いながら,会社の経営分析を質問しているが,先ず,PLとは何か?そうしてBSとは何かを理解しないまま,質問内容を理解しようとしても,ムリのように思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 一応、日商簿記2級を持っていますので、その辺は理解しているつもりです。 ただ、なぜこのような資金繰りになるのかが分からないのです。 短期の方が金融機関から借入がしやすいのでしょうか?その辺のことがお分かりでしたら教えてください。
- aokisika
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会計で言う「負債」というのは、銀行などからの「借金」だけではありません。支払わなければならない金銭をすべて「負債」と呼びます。 多くの企業は商品を売ったり買ったりするときに、「掛け」で売り買いをします。たとえば、20日締めの翌月末払い、などです。これは、20日までに納品した分の請求書を発行するので、翌月末までに支払う、という意味です。 商品を100万円分買って10月19日に納品されました。この商品の代金は11月末に支払います。10月19日から11月30日までの期間は、商品は納品されたけれども代金をまだ払っていません。この期間の代金は会計では「負債」とみなします。 3月19日に100万円分の商品を買って納品され、4月の30日に代金を支払うと、この商品代金の100万円は負債として貸借対照表に載ります。 多くの企業で、流動負債の大部分はこのような掛けでの売り買いの代金です。 また、自社にとって負債であるということは、相手企業にとっては債権ということになります。このような債権は会計では流動資産とみなされます。 流動資産が少なくて、流動負債が多いというのは、売掛金が少なくて、買掛金が多い、ということです。 このような状況が生じるのは2つの場合があります。 1つ目は、掛けで売らないようにしている場合です。たとえば小売店は基本的に現金で売りますから、売掛金はほとんどありません。しかし、仕入れは通常掛けで仕入れるので、流動負債が多くて流動資産が少なくなります。 2つ目は、売れ行きが悪い場合です。商品を仕入れたは良いけれど、なかなか売れないというような場合、買掛金は多いけれど、売掛金は少なくなります。 要するに、会計で言う「負債」とは「借金」だけではないということです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 1つ目ですが、買掛金で仕入れることは事実です。しかし、現金での売上の場合、買掛金に対応する商品は、利益を含んだ現金に変わりますので、流動比率は改善するはずです。2つ目は、商品が売れなければ、買掛金に対応する商品が流動資産として残り、流動比率には影響が無いはずです。 私の知りたいのは、なぜ、固定資産を流動負債で賄っているのか、なぜ、長期借入金でなく、短期借入金で賄っているのかです。金融機関は、短期の方が長期よりも貸しやすいのでしょうか?その辺のことが知りたいのです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 短期の方が貸しやすいのですね。やっぱりそうですか? 大変、貴重なご意見ありがとうございました。