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江戸末期、反射炉で使用した鉄鉱石。

佐賀藩の築地反射炉で鋳造された鉄の原材料は鉄鉱石だそうです。 この鉄鉱石はどこの鉱山で産出されたものですか。 当時、国内で鉄鉱石は出ていたのですか。 よろしくお願いします。

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  • ithi
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回答No.2

kouki-koureisya さん、こんばんわ。 下記のURLでは原料の銑鉄を石見(山陰)より買い入れたそうです。他にも群馬県下仁田町にあった中小坂鉄山や岩手県の釜石が有名です。ただ、反射炉は鉄鉱石を溶かすのには不向きで、銅が向いていたらしいです。鉄鉱石を溶かすためには高炉というもう少し高い温度を発生させる溶鉱炉が必要だったようで、安政四年に盛岡藩で作ったらしいです。 詳細については下記のURLを参照してください。 吉田幸男歴史論 http://www.fsinet.or.jp/~yukio/rekishi/reindex.htm 鉄づくりの歴史 http://www.city.kamaishi.iwate.jp/index.cfm/8,378,48,255,html

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「佐賀藩の反射炉でも最終的には石見の銑鉄からオランダから輸入した銑鉄に変えている」ということで、輸入銑だったのですね。 サイトによっては「反射炉の原料鉄にはたたら製鉄によるズク(銑鉄)が使用されました」とあって、疑問に思って質問しました。 よく分かりました。

その他の回答 (1)

  • tanuki4u
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回答No.1

http://www.kimuragrp.co.jp/cast_talk/nirayama2.pdf これによれば 「佐賀藩では輸入銑を用いたが, 韮山では用いなかった. 」 P4 および P7のテーブルより 韮山では 「釜石の岩鉄(比較的純度の高い鉄鉱石の一種である磁鉄鉱)から作った銑鉄(柔鉄とも呼ぶ 8))であると考えられる.」 水戸では http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/bunkazai/ken/shiseki/12-58/12-58.html 釜石 だそうだ

kouki-koureisya
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「佐賀藩では輸入銑」だったのですね。 分かりました。

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