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10歳で帰国した場合の英語力キープ
- 10歳で帰国した場合、英語力をキープする方法について考えています。
- 日本に帰国後は日本語のキャッチアップに追われることになるかもしれませんが、一日20分のリーディング、英語のみのテレビ、英語での会話、週2回の保持教室などを予定しています。
- さらに、長期の休みの間は旧住国に滞在し、英語の練習を続ける予定です。将来的に同じ国に再び戻る可能性もあるので、英語の力を学年相応に維持することが求められます。
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内の息子(今37歳)もメキシコ7年、アメリカほぼ10年(ハイスクールはアメリカ、大学は帰国子女で早稲田)でしたが、私から見れば、英語も、日本語も中途半端。でも、日本人から見れば、英語はかなりのレベルです。バイリンガルをキープすることが目的なら、今の環境かる見ると、日本語の方に力を入れられた方が良いと思います。
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この質問に通ずる回答を前にした者です。多くの方が回答されているのにも関わらずベストアンサーを貰って恐縮しています。私の根本的な考え方が先の回答にあるために添付します。 帰国子女に関して言えば 1)頭の良い子はバイリーガル。(同年代の人とくらべて日本語の能力が劣らない) 2)普通の子は中途半端なバイリーガル。(同年代と比べて日本語の能力が劣る) 何処にでもある話ですが、前者の方は、後者の人達以上に日本語の勉強を怠らなかったということだと考えます。要はアメリカの二世と同じで、表で遊ぶときは英語、家に帰れば日本語ならば、英語しか話さない親と暮らすアメリカ人と比べりゃ、誰が考えても英語力の差は歴然ですよね。普通の子供は与えられたことしかしないので、2のケースに至る。故に、中途半端なバイリーガルと思う人のパーセンテージは多くなる。 でも日系二世は小学校に入り勉強さえすれば、たぶん一年以内に、その差が縮まるどころか逆転さえするはず。彼らは、この時点で、英語Nativeの道を歩むだろうと推測します。学校で英語漬け。家に帰れば親に英語で話すようになる(私の知っている二世がそんな様なことを言っていた)そして幼稚園まで話していた日本語を忘れる。 英語脳と言う言葉が流行りましたね。ある意味で正しいと思っています。バイリーガルの脳を調べると、日本語を話すときに反応する脳の位置と英語を話すときに反応する位置が違う。英語初学者が英語を使うときは日本語を話す脳の位置で反応しているそうです。「記憶のメカニズム」を読むとシナプスの間に電気のような物が流れる。それで反応している位置が分かるそうですが、日本語を使わず英語だけになると日本語を司るシナプスとシナプスとの間の電流の流れが途絶えるために日本語を忘れていくようです。 でも、日本語を忘れた二世が、日本人の友達を持てば、再びそこに電流が流れるようになるために、日本語をすぐに話せるようになる。または、幼稚園時代の日本語のレベルにもどる。 ですから、貴方のお子さんも日本に帰って日本語しか話さないと日系二世の逆バージョンになるだけだと思います。5年後にアメリカに戻られれば、すぐに9歳9ヶ月の英語力までは引き出せるはずです。 貴方と貴方のお子さんが何処までバイリーガルとなる努力をされるかに掛かっていますが、問題は 0-4/5才 日本語教育 4/5-10 英語教育 10-15 日本語教育 15才- 英語教育 私からすれば、貴方は上記方法で、お子さんを使ってバイリーガルを作れるのかどうかの実験されようとしているように見えます。言語だけならば何とかなりそうですし、お子さんのヤル気次第で何とでもなるとは思いますが・・・その他の教科をその都度、其々違う言語で習得しなければならない子さんにどれほどの負担が掛かるか考えてみるべきだと思います。私であれば、 1)アメリカンスクールに通わす(小・5年後からアメリカの中・高)→ アメリカ・イギリスの大学に入れる 2)これからは日本の学校(小中高)→ 日本の大学または海外の大学 ー お子さん次第) 上記の選択肢の上で日本語を、又は、英語をどのように習得させるかが妥当な判断になると思いますよ。
- japaneseenglish
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no2です 実は、わたしは英国人と結婚して日本に住んでいます。 来日したときには彼女は日本語はまったくだめでした。 いまでも、書いた日本語は、小学一年生より酷いし、話す日本語は、幼稚園児程度の語彙しかありません。 (生活に必要な言葉といえば、幼児よりも劣ると思います) わたしは普通に英語は話せますが、それでも日本人の発音だし、文法ミスも多いです。 語彙も貧弱で、日本語で考えたり話したりするようなことはできません。 ですから、英語で話していると、日本語能力と同じことができないので、歯がゆい思いはしますが、会話だけなら、そういう状態でも不自由はないのです。 それは、説明英語で表現できるからです。 わからなければ相手に聞けるし、わからない言葉や表現は、自分の能力で言えることばに自動的に変えます。 英文の洋書なども、わたしの英語力では難しく、妻がわたしの能力で読める本だと選ぶ物は、たいていが十台が読む本か 子供の本です。 これはけっこうなストレスです。 わたしの年齢で読める本は、わたしの年齢相当のものはないのです。 妻と話すのも、彼女はネイティブですから、日本人がきいたら、わたしは英語ぺらぺらに聞こえると思います。 発音はどうしても日本語の癖がのこりますが、話すスピードは、妻とそんなにかわらないからですし、英語教室のような明瞭な発話はありません。 小さな声で早口でボソボソと話すし、それは妻も同じです。 そんな妻でも、実家に電話している英語は、おそらく日本人が聞いたら、英語でしゃべっていると思わないと思います。 向こうのテレビで流れる英語とは大違いです。 そりゃ、親子の会話ですから、日本人でもテレビで話している言葉と、普段話している言葉は全然違うはずです。 ですから、最初、妻の実家にいたときなどは、「親子で話すときは言語を換えているのか?」と聞いたぐらいです。 返事は「あなたに話すのとまったく同じ、普通にしゃべるのか、すこしゆっくりしゃべるのか違うだけ」と言われました。それくらい普通に喋る英語は、聞き取れないものです。 聞き取れるないどころか、普段の会話が英語でできていても、英語で話しているような気さえしないぐらい違います。 それも、最近は慣れましたが。 はなしがそれましたが、10歳では英語力は普通にはありますが、普通の日本人の10歳の日本語と同じレベルです。 日本に帰国すると、そのレベルで英語力はストップします。 また、言葉は日常使わないと忘れていきます。 国語として覚えたものは一生わすれませんが、だんだん劣りますよ。 逆にその子からみたら、日本語は外国語です。いくら、普通に話せても、英語力のほうが上のはずですから、英語で話すほうが思ったことが言いやすいはずです。 また妻でさえ、すこし日本語で話していて、英語に切り替えると、日本人が喋るような英語になります。 実家に電話していると親から「なんでそんなへんな英語で話すのか」といわれるそうです。 わたしも、妻と話していて、急に日本人に日本語で話そうとすると、日本語がスムーズにでてこず、おかしな日本語になります。 ですから、英語から日本語に切り替えるときには、一度、深呼吸をして、頭の整理をしてから話すようにしています。 英語で話すときも同じで、日本語で話していて、急に英語にきりかえようとすると、やはり一呼吸して、あたまを切り替えないと、日本語モードから切り替わりません。 言語とはそんなものです。 バイリンガルの人は、そうとう努力しないと、英語も日本語もあやふやです。 英語だけ、日本語だけで育った人が、のちに英語なり、日本語を学べば、それはどうしても外国人が話す言葉とはなりますが、あたまのなかは、その人の国語で完成されています。 ですから、論理的なことを外国語で話そうとしても、あたまのなかは自国語で完成しているので、語彙の不足や文法の不完全さは、表現や文法の言い換えで可能です。 それと、日本社会ではつねに差別の目があります。 英語バイリンガルの日本人は、話す日本語も英語も、ネイティブとかわらないので、いろいろ偏見でみられます。 日本にすむ外国人は、妻がよくいうのですが「わたしは動物園の珍獣」という扱いです。 わたしでさえ、普通の日本人なのに、英語が話している現場をみると、おおかたの日本人はびっくりすると同時に、引け目を感じるのか、人間関係でも障害がでてきます。 ですから、日本人で英語がはなせる人は、できるだけ、日本人のいるところでは、英語など一言もできないようなふりをしていると思います。 日本社会というのは、平均的な日本人より抜きんでた人は、警戒されます。 べつに、外国語が話せたからといって、特別なことではないとは思いますが、日本社会にはそういう特色があります。
- sknuuu
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>10歳前(厳密には9歳9ヶ月)で帰国予定ですがこの年齢ならキープは望めますでしょうか。 まず回答しては「わからない」です そして、10歳の英語力というのは、社会的知識や会話の仕方なども含めて考えると、「どれほどのものなんでしょうね」という感じです 私が知り合ったバイリンガルに話しを聞くと、自分から「どっちも中途半端でバイリンガルなんか最低の人種」という言葉がほとんどです どの程度中途半端かはわかりようがないのですが・・・ だって日本語で会話していてもいたって普通ですし、英語で話すのを聞いていても"まさに英語そのもの"を話しているわけですが(私から見れば)、本人からすると大問題のようです 何がマイナスかを聞くと、大体は漢字が読めない、長文を書けない、ということらしいです 日本人の話す日本語もたまにわからないことがある、と聞いて「え? そういうものなの?」と信じられません 自分のアイデンティティーにもやや自信がないようなところは感じます 友達においても、同じようなバイリンガルが多いです(純日本語、純英語の友達というのは少ないような・・・) まだ10歳だから問題ないでしょうが、物心がついて自分がどうあるべきかを考え始めた時、よく考えるべきことではないでしょうか それは本来親が決めることではなく、子供自身に選択肢があるべきはずのものです でも自立するまでの間は、親の意向に合わせないと生きていけないわけですから、当然自分の中の問題を表面に出すことはあまりしないでしょう 前述のバイリンガルが言う「中途半端」というのは、推測ですが、言葉のことだけを言っているのではなく、自分が何者かというアイデンティティーのことも含めて話しているような感じがします バイリンガルであることによって、周りからの対応が他の純日本人に対してのものと違うことを話す人もいました 例えば、必要もないのに英語で話しかけられたり・・・ 非常に頭に来ることだと言っていました つまりこれは、ある意味、差別なんですよ 一般的には、"うらやましい"差別と思われるかもしれませんが、別物として線を引かれた本人はイジメにも似たものらしいです 「私は今日本にいるんだから、日本語で話してほしい」と言っていました 言葉を発しなくても、バイリンガルの人の雰囲気には一種独特のものがあります 会話をしていても、くみ取れない部分が多く、その私の雰囲気をあちらも察するところがあるようです ちなみに、英語力の話しをしますと、10歳とはいえ、日本語は第二の言語になるとはいえ、学び始めたら習得はかなり速く進むと思います そして、日本語を使う頻度が多くなるにつれて、"表面上の"英語力は減少していくはずです(ここがはっきり言えないところ) ただ、再度英語の環境に戻った場合、元に戻ることはできるとしても、最終点が10歳程度の英語力なわけですから、普通以上の努力は必要になると思います つまり、完全に英語は習得できていない状態からの再スタートなので、その時点で英語というのはネイティヴ言語であると言えるのかが疑問だからです (後発の日本語の能力が先発の英語としての言語能力をうわまわって完全習得に近い場合、ネイティヴ言語はどっち?ということ) 科学的にもまだはっきり言える内容ではないと思います だからというわけではないですが、本人の様子を伺いながら、本人がどうありたいのかを常に確認していくべきことだと思います 私は「日本人だ」と言えるか言えないかというのは、長い人生ではかなりの影響があると思います そういう本人の気持ちというのは、言葉の選択にはね返り、その言語の習得に影響するはずです 読み書きやアイデンティティーも含めると完全なるバイリンガルというのはごく少数だと思います 特に日本語と英語という性質的に遠い言語ですからなおさらです 私の知り合いの話しを聞く限りでは、言葉を操る能力以外に考えることはたくさんあるような気がします
- japaneseenglish
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その年齢なら、英語力はキープできるでしょうが、下側に書かれている方とのとおり、英語も日本語も中途半端になります。 会話は普通にできても、難しいことや論理的なことが、英語でも日本語でも書けなくなります。 また文化の差で、個人を訴えることに重点をおかれている西欧と、協調とか和とかを尊ぶ日本文化との差で、かなり苦しむことになると思います。 日本人は外国もしらないし、英語でさえ話せない人がほとんどなので分かりにくいですが、言葉より文化の差によるストレスは相当なものです。 とくに、その年頃なら、文化の差に戸惑うと思います。 帰国子女は、日本語は普通にはなせるはずですから、そういう文化の差は、初めての体験なのでかなり戸惑うはずです。
お礼
ありがとうございます。 そうですんね・・・文化の違いにとまどうことが最も大きいと思います。
お礼
ありがとうございます。 実際のご経験に基づいたご意見が最もうれしかったです。