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数学の質問です。
参考書の3次関数の増減、極値というところに、 「増加、減少のxの値を答えるときは、区間に端点を含めて考えてよい。なぜなら、例えばv=-3のとき、u<vならばf(u)<f(v)の関係が成り立つからである。」 と書いてあるのですが、理解できないので教えて下さい。
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a<x<b の範囲で f'(x)>0 が成り立つとき、 a≦x≦b の範囲で f(x) は(狭義)単調増加 と言ってよい理由ですか? 平均値定理ですね。 f(x) が a≦x≦b で連続、a<x<b で微分可能だとします。 このとき、a≦u<v≦b を満たす u, v に対して、 平均値定理より u<c<v, f(v)-f(u)/(u-v)=f'(c) となる c が存在します。 a<x<b の範囲で f'(x)>0 であれば、 f'(c)>0 ですから、f(v)-f(u)>0 が成り立ちます。 a≦u<v≦b の範囲で f(u)<f(v) であることが示せたので、 これを「a≦x≦b の範囲で f(x) が単調増加」と言うのです。 u=a や v=b も範囲に含まれるので、単調増加の範囲は a<x<b でなく a≦x≦b に取ることができます。 質問文中の「 」は、b=-3 の場合の話でしょうか?
お礼
解答ありがとうございます。 そんな定理があったのですね! 問題集の解説の中の一部分だったのでそうだと思います。