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減損の発生する標準原価計算の問題です
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- afdmar
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回答No.2
正常/異常を答えさせる問題なのか、差異分析の結果を答えさせる問題なのかによる。 20%を上回る分の減損は、正常な減損を上回って発生したものだから異常減損費であって、これを異常仕損費に含めて把握するよう指定されていれば「異常仕損費」になる。また、その減損は標準消費数量と実際消費数量との差異により発生したものだから「数量差異」になる。20%を上回る分の減損は、異常減損費でありかつ数量差異であるってことだ。 画像が小さ過ぎてちっとも読めないんだが、その問題は差異分析の結果を答えさせる問題なのだろう。
- yosifuji20
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回答No.1
まず減損という用語は通常の原価計算では使わないのではないでしょうか。 多分仕損のことでしょうね。 現存は固定資産等の将来の収益が見込めない場合に臨時に損失処理をすることであり、原価計算の対象ではないと思います。 仕損が、「異常仕損費」かそれとも「数量差異」であるかですが、判断の分かれ目はそれが通常発生する範囲であるかそれを超えているかということです。行程上、20%の仕損がいつも発生するのであれば、それは数量差異でしょうが、事故などで臨時かつ巨額に発生する場合は「異常仕損費」となります。 これは問題の前提条件で示されるべきですが、実務では上記の臨時かつ巨額であるかどうかで判断します。臨時でも少額の場合は原価に含めてしまうということです。
お礼
回答ありがとうございます。 原価計算においての減損は、財務会計における減損とは異なります。 財務会計における減損は固定資産について認識する将来に損失を繰り延べないための処理ですが、原価計算における減損は加工過程において生じる水分の蒸発等を意味します。 したがいまして、原価計算においても減損は生じます。 それから反論するようで恐縮ですが、異常仕損も数量差異も、通常発生する限度を超えた分について認識しますよ。 この点で両者に相違はありません。 数量差異は、標準投入量を超えて生じた分を指しますからね。 臨時かつ多額かどうかという判断基準も怪しいのですが・・・。