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背理法による証明
「整数n、pがあって、n二乗がpの倍数なら、nもpの倍数である」ことは背理法で証明できる、という佐藤恒夫氏の解説が講談社BLUE BACKS史上最強の実践数学公式ありますが、納得できません。なぜならn(10)の二乗100は4の倍数ですが、n(10)は4の倍数ではないからです。15の二乗は9の倍数だが、15は9の倍数ではない、などのようにこのような例はいくつでも上げられます。私の解釈は間違っているのでしょうか、教えて下さい。
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「平方数でない」というのは十分な条件ではありません>#2. 平方数でなくても平方因子を持てば同じ状況になります. ということで「p が平方因子を持たない」という条件が必要なわけですが, わざわざ「p」という文字を使っていることから推察すると本来は「素数」を意図しているんでしょう.
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- jukunendansi
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この論法は、身近な所では 「√p が無理数であること」 を証明する中で 使われる論法です。 ということは pが平方数ではないことが 話の大前提です。 あなたのあげた例は すべて p=4も9も 平方数です。 話の流れの大前提 pが平方数ではない を忘れているのではありませんか? もしくは 著者が明確に述べていなかったか。
お礼
佐藤氏の解説では「pが平方数でない」という前提(条件)については全く触れられていません。ご指摘の通り4も9も平方数であることは私も認識しております。解説はその部分の説明をはしょったのでしょうね。とにかく私の理解が間違っていなかったことがわかり、すっきりしました。ありがとうございます。
- Tacosan
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「実は条件を読み切れていない」とか.
補足
早速の反応ありがとうございます。 解説にあることは全て転記しているのですが・・・つまり「条件を読み切れていない」ことは無いと思います。「nの二乗がpの倍数であるとき、nはpの倍数とは「限らない」というのであれば、納得がゆくのですが。
お礼
ありがとうございます。よく判りました。今後ともよろしくお願い致します。