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javari.jpの売り上げ認識はいつ?
- javari.jpの売上認識について疑問があります。通常のインターネット販売では商品発送時や購入者への到着時に売り上げが計上されますが、javariは365日間返品があるため、売り上げを計上するのに不確実性が高いです。どのような会計処理がされているのか知りたいです。
- javari.jpは靴やバッグをインターネットで販売するサイトです。その最大の特徴は、未使用品であれば365日間返品返金を受け付けていることです。通常の販売では商品発送時や到着時に売り上げが計上されますが、javariの場合は返品があり得るため、売り上げ計上の方法が気になります。
- 簿記を勉強している者です。javari.jpの売り上げ認識について疑問が生じました。通常の販売では商品発送時や到着時に売り上げが計上されますが、javariの場合は返品があるため売り上げ計上が不確実性が高いです。どのような会計処理がされているのか教えてください。
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javari.jpを運営しているアマゾンジャパン社は、米ナスダック上場のアマゾンドットコム社の子会社で、非上場だ。そうすると、日本基準準拠かもしれないし、米国会計基準準拠かもしれない。少なくとも返品可能性ありの収益認識については、日本基準も米国基準も実質的に大差ないことから、米国基準を意識した会計処理をしてると推定される。 米国会計基準では、顧客に返品権のある場合には原則として収益認識できない。原則どおりなら、「入金時には前受金等の負債をたてておいて、365日経過し確定後に収益計上」とせざるを得ないだろう。 ただ、アマゾンジャパン社やアマゾンドットコム社がそんな面倒な会計処理を選択してるとは思えないよな。おそらくは、顧客に商品が到着した時点で便益とリスクの移転があったものとして収益認識しているのだろう。この場合、返品権に相当する金額は収益として認識できず、負債に計上する必要がある。「販売時に売上を上げて、返品調整引当金」に類似した処理をおこなっているのだろう。
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- zeirishiken
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普通に考えますと、返品期間があろうとなかろうと、 通常通りの手続きを経て販売されていますので、 決済時点か送付の時点で売上を計上していると考えられます。 そして、返品を受けた場合にはその返品時に返品処理をします。 返品調整引当金も設定しているかも知れませんね。 例えば、1足2万円の靴と3万円の靴が売れたとします。 そして、後日に2万円の靴が返品されたとしましょう。 ・決済時又は送付時 (売掛金)5万円 (売上)5万円 ※返品調整引当金を立てている場合、追加で次の仕訳をします。 (返引繰入)××× (返引)××× ・返品時 (売上)2万円 (売掛金)2万円 ※返品調整引当金を立てている場合、追加で次の仕訳をします。 (返引)××× (返引戻入)××× 購入者は返品することを前提に購入されている訳ではなく、 基本的には普通に購入するのと同じ処理で問題ないと思われます。 仮に、返品が前提であるのであれば、 試用販売に近い販売形態になるかも知れませんね。 ただ、経験上、実際の返品率は大して高くないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >決済時点か送付の時点で売上を計上していると考えられます。 >そして、返品を受けた場合にはその返品時に返品処理をします。 >返品調整引当金も設定しているかも知れませんね。 なるほど。 やはり、基本は通常の販売と同じような処理になると考えられるのですね。 それほど特別な販売ではないということでしょうか。 ちょっといろいろ考え過ぎていたみたいです。 仕訳もご丁寧でとても分かりやすかったです。 とても納得しました。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >原則どおりなら、「入金時には前受金等の負債をたてておいて、365日経過し確定後に収益計上」 そうですよね。学んだ理論上はそうなると思ったのです。 それでも実務と理論は違い、そんな膨大な処理をしていられないということですよね。 納得です。 確かに、販売時に売り上げを上げて、返品調整引当金を通常の販売よりも大めに計上しておくのが簡単で正確なのだろうと思います。 きっと返品調整引当金も過去の返品率とかのデータから出すのでしょうね。 大変わかりやすいご回答をありがとうございました!