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清少納言 枕草子 現代仮名遣い教えてください
現代仮名遣いでの読み方を教えてください 男こそ なほ いとくありがたく 公 際 あはれ らうたげ 見証 心憂 雪のいと高うふりたるを 格子 炭櫃 候ふ 仰せらるれば 笑はせたまふ お願いします
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こんばんは、夜分に失礼します。現代仮名遣いと仰る質問者様は中学生の方ですね?。中学校の国語で習う「古典に親しむ」の部分で最初に出てくるのが、この現代仮名遣いと定家仮名遣いの二つの違いです。 「定家仮名遣い」は鎌倉時代の歌人、藤原定家(「小倉百人一首」の選者であり、また『新古今集』に収められている作品の代表的な歌人であることも知られています) ここで問題となるのは「定家仮名遣いと現代仮名遣いの『違い』」です。これは今後に「古文を読む時のキーワード」にもなりますので、ここで憶えてしまいましょう。 少々乱暴な言い方かもしれませんが「定家仮名遣い」は「話し言葉をそのまま書き言葉に置き換えて表記する形」で「それ以前の書き方を踏襲した形」といえます。逆に言えば「書かれている言葉を読む時にはどう読みますか?」との問題といえます。 問題にある『枕草子』ですが、これは平安時代に宮中に仕えていた才女、清少納言(せい・しょうなごん)が綴ったエッセイ集です。 さて最初の「男こそ、なほいとくありがたくあやしき心地したるものはあれ」は第268段です。 ここにある「公(おほやけ)」「際(きは)」「あはれ」「らうたげ」「見證」「心憂き」を現代仮名遣いに置き換えますと、それぞれ「おおやけ」「きわ」「あわれ」「ろうたげ」「けんそ」「こころうき」と読みます。 続いては299段にある有名な「香炉峰の雪」の話です。 こちらに示されている「格子」「炭櫃」「候ふ」「仰せらるれば」「笑はせたまふ」はそのまま読みますと「かうし」「すびつ」「さふらふ」「おほせらるれば」「わらはせたまふ」となりますが、現代仮名遣いに置き換えますとそれぞれ「こうし」「すびつ」「そうろう」「おおせらるれば」「わらわせたもう」となります。 またここに引用された268段および299段は底本によっても段のナンバーが異なりますので、その辺りは担当教員に質問しても良いかと存じます。 そして最後に「いろは歌」に関しても既に授業で扱っているはずですので、「いろは歌」の中に「なぜ、一つの音に対し、二つの文字があるのか」を少し調べてもおもしろいでしょう(「い」と「ゐ」、「え」と「ゑ」)そして「ゑ」をいろは歌で示す時に「酔う」との言葉をあてている点にも着目してみて下さい。
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- kine-ore
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おとここそ なお いとありがたく 公 (所) おおやけ(どころ) 際(を) きわ(を) あはれ(に) あわれ(に) らうたげ(に) ろうたげ(に) 見証(の) けんそ(の) 心憂(し) こころう(し) ゆきの いとたこう ふりたるを (御)格子 (み)こうし 炭櫃 すびつ 候ふ さぶろう 仰せらるれば おおせらるれば 笑はせたまふ わらわせたまう
- technatama
- ベストアンサー率45% (416/918)
オトココソ ナオ イトクアリガタク 公 キミ 際 キワ あはれ アワレ らうたげ ロウタゲ 見証 ケンゾ 心憂(し) ココロウシ ユキノイトタコウフリタルヲ 格子 コウシ 炭櫃 スミビツ 候ふ サブロウ 仰せらるれば オオセラルレバ 笑はせたまふ ワラワセタモウ