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枕草子の現代語について教えてください
今塾の宿題で枕草子の現代語訳についての宿題が出たのですがまったく分かりません…。 200段の 野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。(中略)おほきなる木どもも倒れ、枝など吹き折られたるが、萩、をみなへしなどの上によころばひ伏せる、いと思はずなり。格子のつぼなどに、木の葉をことさらにしたらもやうに、こまごまと吹き入れたるこそ、荒かりつる風のしわざとはおぼえね。 を、どなたか訳してはいただけないでしょうか…? またはこの訳の載っているページを教えていただけると嬉しいです。 本当によろしくお願いします。
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手元に受験参考書の現代語訳もありますが、全訳の回答は規約違反になるので、ポイントをしぼります。 野分(のわき)・ またの日 ・ 立蔀(たてじとみ)・ 透垣(すいがい)・ 前栽(せんざい)・ 格子(かうし)の壺などの語句については、古語辞典で調べてみましょう。もし古語辞典がなければ、ぜひ入手なさってください。検索しても出てきますが、かえって面倒かもしれません。 「よころばふ」 は、載っていない辞書もあります。「横たわる」 という意味です。 「したらむやうに」( 「したらもやうに」 はタイプミスですね) は、動詞「す」+ 完了の助動詞「たり」+ 推量の助動詞「む」+ 比況の助動詞「やうなり」 で、「(わざとそう) したかのように」 という意味です。 「こそ」 ~ 已然形 の係り結びが、二ヶ所あります。その二つ目の「こそ」 ~ 「おぼえね」 の 「ね」 は、打消の助動詞「ず」 の已然形です。 「格子の一コマ一コマに木の葉がこまかに入ってしまっている様子などは、とても荒々しかった風のしわざとは思われない。(それが趣があっておもしろい)」 といった意味になるはずです。 参考URL は、あくまでも参考にどうぞ。
お礼
回答ありがとうございます!!なんとか間に合いそうです。とても分かりやすくて感謝しています。 わざわざ打っていただき本当にありがとうございました!!