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老親を税扶養に入れるメリット・デメリットと確定申告の方法
- 同居の両親、または母親だけでも税扶養に入れるか、入れられた場合のメリット・デメリットについてまとめました。
- 父親が退職後の年金生活で、所得金額によっては父の扶養に入れなくても母を私の税扶養に入れることが可能かを調べた結果、メリット・デメリットをご説明します。
- さらに、前年分の申告については2011年の途中までは父の給与収入があったため、母を父の扶養にしていましたが、2012年分から母だけを私の扶養に変更しました。そのため、さかのぼって修正申告が可能かどうかご案内します。
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「課税額証明書によれば、2012年の父の扶養人数は0人となっていました。」とのこと。 つまり、文脈から平成24年分の税申告の上で、母上は控除対象配偶者にもなっていなければ、控除対象扶養親族にもなってないわけです。 母上の所得は24年38万円以下なので「誰かが税法上の控除対象扶養親族にすることができる」状態です。 そこで同居して生計を一つにしてるあなたが母上を控除対象扶養親族にすることが可能ですが、24年分の医療費控除の申告をする際に控除をうけなかったのでしたら、これを受けるための手続きが出来ます。 手続き名は「更正の請求」です(※)。 E-taxでも更正の請求ができます。 「更正の請求をする理由」に母を扶養親族に記入もれしたとします。 単純に扶養控除の欄の額を増額します。 ※ 申告内容を正しくする際に、追加納税額がでる場合には修正申告をします。 対して還付額が発生する場合には、更正の請求をします。
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>母だけ私の税扶養にいれた場合、父へのデメリットは発生しますでしょうか? 「お父様が『配偶者控除』を申告できない」他には、 ・「税法上の控除対象配偶者」がいることで、【何かしらの制度】の「優遇」を受けている(受けられる) 場合は影響があります。 (つまり、人それぞれの事情によります。) >2012年分…確定申告を行っています。 >両親の世帯についても、2012年分確定申告済みです。 >※課税額証明書によれば、2012年の父の扶養人数は0人となっていました。 つまり、「2012年(平成24年)分」の「所得税の確定申告」では、「お母様は、誰の控除対象にもなっていない」ということですね? その場合は、「扶養親族等の差し替え」には当たりませんので、betty1234さんが「更正の請求」を行なうことで、「扶養控除」の適用が可能です。 『Q22 確定申告の内容が間違っていた場合、どのような手続をすればよいのでしょうか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/07.htm ※「扶養控除」の適用は、納税者の【自己申告】にまかされていますので、「証明書」のようなものは不要です。 「個人住民税」については、市町村にも「更正の請求のデータ」が提出されますので、(時間はかかりますが)「算定のやり直し」が行なわれます。(急ぎの場合は、別途「個人住民税の申告」を行なってください。) 『Q8 住民税や事業税の申告はどうなるのですか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q08 (多摩市の場合)『個人住民税(市民税・都民税)の申告について』 http://www.city.tama.lg.jp/16853/11/14703/003807.html ※なお、「所得税の確定申告」は、「世帯」ではなく、「個人」で行います。 ※「住民票の情報」を申告書に記載することがありますが、あくまでも「参考情報」です。 ***** (その他参考URL) 『国税庁>No.1181 納税者が2人以上いる場合の扶養控除の所属の変更』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1181.htm 『扶養親族の入替えの可否』(2009/09/27) http://iwayan.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-773b.html --- 『所得税・住民税簡易計算機』 http://www.zeikin5.com/calc/ ※「収入が【給与のみ】」の場合の「目安」です。 『一宮市の案内|所得金額とは』 http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/shiminzei/guide/shiminzei/syotoku.html 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm 『所得税と住民税の所得控除額の違い』 http://www.sumida-tax.jp/article/13857930.html 『Q8 住民税や事業税の申告はどうなるのですか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q08 --- 『国税庁>簡易な質問や相談の窓口』 http://www.nta.go.jp/iken/mail.htm 『腹が立つ国税局の税務相談室』(2009/07/15) http://moriri12345.blog13.fc2.com/blog-entry-365.html 『税務署が親切』(2007/03/11) http://blog.livedoor.jp/stock_value/archives/50363449.html 『ご意見・ご要望に対する取組(平成25年1月現在)』 http://www.nta.go.jp/kohyo/kocho/keijiban/01.htm --- 『住民税とは?住民税の基本を知ろう』(更新日:2013年05月13日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ --- 『日本税理士会連合会>相談事業のご紹介』 http://www.nichizeiren.or.jp/taxpayer/consultation.html ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します
お礼
ご回答、誠にありがとうございます。 そもそも、2012年分について、どうして父が母を扶養に入れなかったのかの経緯が不明なのですが、今まで父もサラリーマン生活で確定申告をしたことがなかったので、わからなかったのかもしれません。。 ただ、現時点では扶養に入っていないわけで、それで何か問題があるわけでもなさそうなので、母は私の扶養に入れたいと思います。 書類なども特に提出の必要はないとのことですので、e-taxで更正の請求をしたいと思います。
お礼
ご回答、誠にありがとうございます。 健康保険の扶養については検索でもいろいろと引っかかったのですが、税扶養については用語含めてなかなかわからず、難儀をしておりました。 頂いた回答はそんな私のレベルでもとてもわかりやすかったです。 「修正申告」するのは、間違えて税金を納めてなかった時なんですね。 e-taxで「更正の請求」をしたいと思います。 いくら還付されるか、楽しみにしたいと思います(^^ゞ