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落語にある「川へ身投げ」は本当に可能なんでしょうか?
落語(志ん朝の文七元結)を聴いていて ふと疑問に思ったことです。 江戸時代の話に、よく「川へ身投げする」という 内容のものが出てきますが 本当に川に身投げして死ねるものなのでしょうか? 現在の日本橋と日本橋川を見ても、飛び込んだところで あまり死ねそうには思いません・・・。 大河や激流ならともかく、町中の川では無理そうな気がするのですが。 とはいえ、そういう話が残っているのですから 昔はもっと川が大きく、また泳ぎが得意でない人が 多かったので溺れてしまったということでしょうか。 それとも、冬に飛び込んで心臓麻痺ということ なのでしょうか。 江戸の話以外に、あまり川への身投げ、ということも 聞かないので、なぜ江戸でだけ川への身投げがよく 出てくるのか、という文化的背景もあったら あわせて教えていただければ幸いです。
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日本橋川で考えちゃいけません。 『文七元結』の舞台となっているのは「大川」つまり隅田川のことです。 吾妻橋辺りは今の我々から見ても充分に身投げして死ねそうですよ。
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- sacristain
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川へ身投げと来れば、場所は「大川」と決まっているのが落語の世界です。 そして飛び込む橋は、たいてい「吾妻橋」ですね。 ところで、大川、つまり現在の隅田川ですが、 時代的に、水量も流れの速さもかなり今とは違っていたはずです。 水練(水泳)のできない人が多かった時代、たいていの人なら溺死するでしょう。 「お前みたいな奴は死んじまえ。大川に蓋はないんだぞ」というセリフもありますから、 そのくらい入水自殺の名所だった、とも言えるでしょう。
お礼
なるほど、昔の隅田川は推量もかなり多かったんでしょうね。しかも泳げない人も多かったんですね。 「お前みたいな~」のセリフは知らなかったので、こちらも勉強になりました。 どうもありがとうございました。
- 6dou_rinne
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江戸時代は川や海に水死体がたくさんあったそうです。 ですから、どういうふうにして絶命したかといわれればわかりませんが川へ飛び込んで死んだ人もいたと思います。 蛇足ですが、岸の近くだと管理者が処理しなきゃいけないんで、さおとかで押し流してしまって沖に流れてしまうようにしたということです。
お礼
回答ありがとうございました。 たくさん水死体があったんですね、ちょっと怖い・・・ 管理者がちゃんといたというのも面白いですね。
実際溺死が可能かといえば可能です。 人間はやる気になれば洗面器一杯の水で溺死できます。 風呂の浴槽で溺死なんて事件もたまにありますし。 さらに泳げなければさらに可能性は高いでしょうね。 ちなみに昔の川はもっと狭かったと思いますよ。 洪水対策等で川幅拡張していると思います。
お礼
なるほど、昔はプールなんてないから泳げない人が多いですもんね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
アドバイスありがとうございました。 吾妻橋は今でも結構な流れなんですね。 今度近くに寄ったときに見ようと思います。 URL貼っていただいたページもとても面白かったです。水子も川に流す、ということまであったんですね・・・ ありがとうございました。