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大学 微分の問題
実数上でf(x)は連続 任意の実数x,yに対して、 f(x+y)+f(x-y)=2(f(x)+f(y))を満たせば f(x)=cx^2(cは定数)を示せ。 この問題を教えてください! よろしくお願いします。
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高校レベルで解けますが、帰納法を2回ほど使い、時間がかかります。 基礎知識として"無理数は収束する有理数列で表せる"ことでしょうか。 方針は 3つのステップでときましょう。 f(x+y)=2[f(x)+f(y)]-f(x-y)…(1)とおいて 1ステップ x=n(nは自然数)のとき f(n)=cn^2であることをいう。 2ステップ x=r(rは有理数)のとき f(r)=cr^2であることをいう。 3ステップ すべての実数について f(x)=cx^2であることをいう。 まず (1)にx=y=0を代入すると f(0)=0であることがわかる。 次にx=0とおくと(1)はf(y)=f(-y)となるからこの関数のグラフはy軸に線対称であることがわかる。 だからx≧0について証明すれば十分である。 1ステップ x=y=1のとき(1)に代入して整理すると f(2)=4f(1) f(1)=c遠く。(cは0でも構わない。) f(2)=4c f(3)は(1)より f(3)=f(2+1)=2[f(2)+f(1)]-f(2-1)=9c だからx=n (nは自然数。)のとき、f(n)=cn^2となる。(帰納法で証明してください。) 2ステップ x=1/p (pは任意の自然数。)とおくと (1)よりf(2/p)=f(1/p+1/p)=2[2f(1/p)]=4f(1/p) だからpを固定して、すべてのq=1,2,3,…に対して x=q/pのときf(q/p)=q^2f(1/p)…(2)であることが数学的帰納法を利用して言える。 (qについて帰納法を使います。やっていないのでトライしてください。) さて f(1)=cを使って f(1)=f(p/p)=p^2f(1/p)=cだから f(1/p)=c/(p^2) (2)に代入するとf(q/p)=c(q/p)^2 すなわちx=q/pのときf(x)=cx^2 となる。(p,qは既約でなくても構わない。) 3ステップ xを無理数とする。 すると lim[n→∞]r[n]=xとなる、有理数r[n]が存在するしかもf(x)は連続関数だから lim[n→∞]f(r[n])=f(x) lim[n→∞]cr^2[n]=f(x) ∴ cx^2=f(x) 以上よりすべてのxについてf(x)=cx^2 どうでしょうか、時間の割に成功経験は浅くなります。もっといい方法があると思います。
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- alice_44
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f に連続性しか仮定されていないので、 すぐに微分することはできないでしょう。 連続性と与えられた等式から 微分可能性を証明してからやる方法は あるかもしれませんが。 それより、貴方の以前の質問の類題と 考えてはどうでしょう。 与式に y = x を代入すると、 任意の x について f(2x) + f(0) = 4f(x). 更に x = 0 を代入すると、f(0) = 0 です。 任意の x について f(2x) = 4f(x) となります。 これを f(2x)/(2x)^2 = f(x)/x^2 と見ると、 任意の x について f(x)/x^2 = f(x/2)/(x/2)^2 = f(x/4)/(x/4)^2 = … = lim[x→0]f(x)/x^2 となって、c = lim[x→0]f(x)/x^2 と置けば、 f(x) = cx^2 です。
- oignies
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微分の問題だということまでわかっているのであれば 与えられた式を微分すればいいだけではないでしょう か。 教科書とかにも例題として乗っているような問題では ないですか
補足
教科書の章末問題の発展問題 だったので 身構えていただけかもしれません。 「与式を微分するだけでいい」の おっしゃっている意味が 分からないので 説明していただけますか?