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生物の活性化エネルギーについて
今、酵素について勉強しているのですが、活性化エネルギーの意味が分かりません‼ 酵素があると、活性化エネルギーが小さくなると教科書に書かれているのですが、どういう意味なのでしょうか?? 酵素と活性化エネルギーの関係をわかりやすく教えてください‼
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めちゃめちゃ簡単に言えば、 「活性化エネルギーが小さくなる」 =「低い温度でも反応させられるようになる」 ということ。 * * * 「エネルギー」とか、「活性化」とかの言葉の意味が理解しにくいのでしょうか? 次のように置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。 (少し乱暴な置き換えだけど) ・「活性化」とは、「反応できる」という意味。 ・「エネルギー」とは、たとえば「温度」(=熱エネルギー)のこと。 ↓ ・ゆえに「活性化エネルギー」とは「反応できる温度」のこと。 (正確には、「反応できる温度に上昇させるためのエネルギー」) なお、「反応」とは、化学反応のこと。 物が分解や結合したり、燃えたりすること。 教科書等で読まれたと思いますが、 酵素とかの触媒は、通常よりも低い温度で反応させられます。 (反応に必要なエネルギーが少なくてOKということです。) たとえば、ナマ玉子を熱すると、目玉焼き(あるいはユデ玉子)になります。 このときの、「目玉焼きに変化させられる温度」(に到達させるためのエネルギー)のことを「活性化エネルギー」といいます。 もしも、「目玉焼き化酵素」(メダマヤキ カ コウソ)というものが存在するならば、低い温度でも目玉焼きを作れちゃう、ということです。 酵素により、「目玉焼きに変化させられる温度」が低くなる(=活性化エネルギーが小さくなる)ということ。 (余談:なお、通常は、およそ摂氏70度で目玉焼きになる。)
お礼
ご丁寧な説明をありがとうございました‼ とてもわかりやすかったです(^^)