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人が持つ好き嫌いの感情はどこからくるのでしょうか?
人が持っている好きとか嫌いとかいう感情はどこからくるのでしょうか? ある人は青色が好き、ある人は赤が好きとか、食べ物ではある人はケーキが好き、ある人は甘いものより辛い物が好きとか、人それぞれ違うのはなぜなのでしょうか? 生まれつき遺伝子がそうなっているのでしょうか?それとも経験でそうなっているのでしょうか? 音楽や映画でも友達と話していると、好き嫌いが違います。 人それぞれ違いがあっていいと思うのですが、その違いはどこからくるのか考えると不思議です。 すみませんが、お教えいただけましたら助かります。 よろしくお願いいたします。
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本能的なもの、感覚的なもの、原体験など色々考えられます。 食べ物に限らず人に限らず、体質や立場などで合う理由、合わない理由があったりそういう原体験があるのだと思います。 怖い思いをしたり嫌な思いをすれば、同じ思いをしたくないのは当たり前の話で、防衛のため拒絶するようになります。 たとえば障害者の社会参加に否定的な意見を述べる人がいますが、幼い頃に学校などで障害者と関わって嫌な思いをしたという原体験を持つ人が少なくありません。 社会参加を訴える方が、嫌な思いをさせたタイプの障害者の存在をはっきり認め、自分もそういうタイプは問題であると考えてることを表明。 そのうえで受け入れを求める障害者はそういうタイプとは違う、という明確な根拠を示しでもしない限り、自分に嫌な思いをさせた障害者と同じだという警戒は解けないでしょう。 食べ物の好き嫌いの場合、慣れの問題があります。 幼いうちに食べる機会がなければ、それはいわゆるゲテモノという位置づけになります。 食事を提供する親が物凄い偏食だったり料理ベタだったなら、子の嗜好にも影響していきます。 味覚については、体質的な違いや成長の度合いによって必要とする栄養素のバランスだって違うのだから、それに応じた食べ方をするよう仕向けるためにそういった味覚になるのだと思います。 私は食べ物の好き嫌いが多かったのですが、どうも家族の中で私だけアクに敏感な体質だったようです。 好き嫌いを克服せねばと食べてみたところ、他の皆が普通に食べてるのに私だけ舌が激しく痛くなることが何度かありました。 それゆえに嫌いになっていた模様です。 あと、コレも原体験が影響してきます。 とても嫌な記憶や汚いイメージと結びついてしまい、食べたくなくなるわけです。 偏食や小食を矯正するための折檻の記憶が結びついてる人は少なくないと思います。 あと、私の場合は…。 小学校時代の給食で、ある野菜が嫌いなのに無理に食べようとして戻してしまった子がいて、ゲロとその野菜の鮮烈な色のコントラストが目に焼きついてしまい、その野菜を見るたびにあのゲロのトッピングを思い出してしまうようになりました。 当然ながら食欲なんて維持できるわけがありません。 映画などの場合は…モノの考え方によるのでしょうね。 例えば私はSF、それも舞台設定などで、なぜそういう状況になったか、その状況ゆえにどんな事態が起きているかの考証を念入りに行った作品が好きです。 逆に、例えば舞台が同じであっても考証に大したこだわりがなく、ただ未来である、宇宙空間であるといったものは好きではありません。(そんなの私はSFとは認めない) 物事を理屈っぽく捉えるからであり、兄が取っていた学研の科学を絵本代わりにして育ったからと思われます。
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遺伝的なことと、環境ですかね。 ぼくの例を、挙げると・・ 赤を好きになったのは、昔見た○○レンジャーのリーダーが、赤だったからです。 犬を、怖がるようになったのは、犬に噛まれた経験があるからです。 これら、環境で受けた刺激によって、好き嫌いが、変わります。 遺伝的な例で言うなら、ぼくは、好き嫌いが多いです。 たとえば、お酒どころか、炭酸さえ飲めないんですけど、 それは、遺伝的にそういうのに、弱いからでしょうね。
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ご回答、ありがとうございます。 確かに環境で受けた刺激によって、好き嫌いが変わる経験は、私にもあります。 やはり、遺伝と環境の両方なのでしょうか。 お教えいただきありがとうございます。
- nekonosukedesu
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生きてきた環境で変化していると思います。 例えばアメリカ生まれのアメリカ育ちの人が他国語をしゃべるわけがないと思います。 でも、アメリカ生まれのアメリカ育ちの人でも、身近に他国の言葉を喋れて、小さいころから一緒に楽しく遊んだり喋ったりして行けば好きになったりすると思います。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 確かに生きてきた環境で変化していますね。 私がアメリカに生まれたら、きっとナットウとか食べれないかもしれません。 お教えいただき、ありがとうございます。
お礼
ご回答、ありがとうございます。 本能的なもの、感覚的なもの、原体験のご説明、とてもわかりやすかったです。 考えると、子供のころ、私も怖い思いした体験をいまでも拒絶しようとします。防衛本能なのですね。 いろいろお教えいただき助かりました。 心から感謝いたします。