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「ものではない」の意味について
(1)今薬を飲んだからといって、すぐ利くものではない。 のなかの「ものではない」は「はずがない」の意味だと思いますが、 しかし、『表現文型500』は、「ものではない」は (2)そんあことをするものではない。 のように、説教したりするとき使うと述べています。 (1)(2)の中の「ものではない」は、違う文型でしょうか。 教えていただきたいです。
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>(1)今薬を飲んだからといって、すぐ利くものではない。 >(2)そんあことをするものではない。 1)と2)との共通部分は (もの)ではない です。この部分は同じ意味だと考えられます。 ものではない:(A=もの)ではない ということです。 1)のA は (効果がすぐ現われる)もの(具体的には薬) ということで、 2)のA は 行為そのもの ということです。 同じ文型といってもいいでしょう。 ただ、1)全体の意味合いと2)全体の意味合いは随分異なって感じられます。 1)は薬一般についての常識を言っており 2)は説教の標的になっている人間の行った行為そのものについて上から目線で否定し、しかりつけている気配があります。
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- hakobulu
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どちらも同じ形式名詞で、 5-(3)(「…するものだ」の形で)それが当然であるという気持ちを示す。 という用法に該当するのではないか、と思います。 http://dic.yahoo.co.jp/detail?p=%E3%82%82%E3%81%AE&stype=1&dtype=0
- fujic-1990
- ベストアンサー率55% (4505/8062)
同じ文型だろうと思いますよ。 (1)の言い方は、単純な「はずがない」ではありません。 「はずがない」というのは、推測です。 > 今薬を飲んだからといって、すぐ利くものではない。 これは、「効かない」と断定する言い方です。 そして、その断定(確信)に反する判断の間違いを指摘し、矯正する言い方です。 「おまえね、今薬を飲んだからすぐ(頭痛が)治ると思ってるだろ。すぐは治らないのだから、すぐ治るという判断を変えなさい」 という説教のニュアンスが入ります。
お礼
よく分かりました。お忙しいところ、どうもありがとうございました。
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