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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:全微分可能の概念がいまひとつ分からないのですが)

全微分可能とは?解析学の教科書の定義と連帯性の疑問

このQ&Aのポイント
  • 全微分可能とは、全ての方向において微分可能な関数のことを指します。
  • 解析学の教科書では、関数が無関係な定数を含む微小変化に対して微分可能である場合、その関数は全微分可能と定義されています。
  • 1変数関数の微分可能性と2変数関数の全微分可能性の間には連帯性があり、2変数関数の全微分可能性は微分可能な性質をより一般化したものです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • KENZOU
  • ベストアンサー率54% (241/444)
回答No.1

1変数関数が全微分可能な場合、任意のxに対して  f(x+△x)-f(x)=f'(x)△x+o(△x) (△x→0)  (A) でlim[△x→0](o(△x)/△x)=0です。o(△x)は△xの2次以上の非常に微小な項の足し算を纏めて書いています。このとき  df=f'(x)dx (dx≡lim[△x→0]△x) を関数f(x)の微分と言っています。(1)式はいわゆるテーラ展開(→??本サイトで検索-手抜き:笑い。また、参考URLも参照してください)ですね。 次に2変数の関数に対して同じようなことをやると  u(x+△x,y+△y)-u(△x,△y)   =(△u/△x)△x+(△u/△y)△y+o(ρ) (ρ→0) (B) これもテイラー展開ですね。  ρ=sqrt(△x^2+△y^2)でlim[ρ→0](o(ρ)/ρ)=0。o(ρ) は上と同様に△x、△yの2次以上の微小項のかたまりです。このとき  du=(∂u/∂x)dx+(∂u/∂y)dy  (C) を関数u(x)の全微分と言っています。(B)は整理するとご質問の(1)のことと同じですね。 結局、ご質問の >(1)と(2)の連帯性が見えてこない は、同じものをいっているのです。つまり(B)での変位△x,△y(これは有限変位)を無限小変位とした(→0の極限をとったもの)が(C)になるというわけです。 >(2)を全微分可能の概念と考えておいたらいいでしょうか それでまったく問題ありません。

参考URL:
http://www-d.ige.solan.chubu.ac.jp/goto/docs/math/pm0idx.ssi
linuxbeginner
質問者

お礼

レスありがとうございます。今からやってみます。

linuxbeginner
質問者

補足

>>(1)と(2)の連帯性が見えてこない >は、同じものをいっているのです。つまり(B)での変位 >△x,△y(これは有限変位)を無限小変位とした(→0の極 >限をとったもの)が(C)になるというわけです。 なるほど、よく分かりました。そういうことだったんですね。ありがとうございます。 全般的に、微分が、テイラー展開の2次以上の項を1次の項に比べて微少であるから無視する(表現が良くないと思いますが)点がポイントですね。テイラー展開の有用性が分かって、ちょっと嬉しい気がしました。

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