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極値判定条件

2変数関数z=f(x,y)が点P(a,b)の近傍で2回偏微分可能で その第二次偏導関数がすべて連続とする。さらにf(a,b)をxで偏微分したものとf(a,b)をyで偏微分したものがともに0であるとする。 Aをf(a,b)をxで2回偏微分したもの Hをf(a,b)をxとyで偏微分したもの Bをf(a,b)をyで2回偏微分したもの Δ=H~2ーAB とおくとき 1)Δ<0かつA>0ならば関数f(x,y)は点P(a,b)で極小値 2)Δ<0かつA<0ならば関数f(x,y)は点P(a,b)で極大値 3)Δ>0ならば関数f(x,y)は点P(a,b)で極値をもたない ということを教わりました。何か1次変数2次関数の判別式と似ているなぁという感じで覚えることはできるのですが、理論・導出過程がわかりません。 もし分かる方がいらしたらお願いします。

みんなの回答

  • eatern27
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回答No.1

厳密な証明はあれなので,大雑把な流れを簡単に・・・。 f(x,y)の1階微分がゼロとなる点の周りでテイラー展開すると、 f(x,y)=(A/2)x^2+Hxy+(B/2)y^2 +(3次以上の項) となります。 ※本質的でないので、ゼロの周りでテイラー展開、f(0,0)=0とします。 ※x,yを十分小さくとって、3次以上の項は無視します。 これをxについて平方完成すると  f(x,y)=(A/2)(x+Hy/A)^2 - Δ/2A y^2 のような感じになるはずです。 a,b≠0に対して、g(X,Y)=ax^2+by^2が、 1) a,b>0の時に原点で極小値 2) a,b<0の時に原点で極大値 3) a,bが異符号の時に原点で鞍点(極小でも極大でもない) となる事を照らし合わせると、仰るような判別条件が得られます。 >何か1次変数2次関数の判別式と似ているなぁという感じで覚えることはできるのですが まぁ、平方完成とかは2次方程式の解の公式を導くのと同じですからね。

y_a_s_u_
質問者

お礼

丁寧なご説明ありがとうございます。 御礼が遅くなり申し訳ありません。 これからもよろしくお願いします。