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裁判員制度

かねてから疑問に思っているのですが、裁判員制度の導入によって、なぜ法曹関係者の給料が下がらないのでしょうか。だって、専門家じゃダメだから一般人の負担が増えたわけですから、その分の給料が下がってしかるべきです。正義のジャッジにかかる総経費は一定内で賄いたい。甲斐性なしの大工が下手な仕事をして補修が必要になったら、その経費はお客からではなく、その大工が負担すべきでしょう。専門性を発揮できない専門家、というのは自己矛盾です。

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  • hekiyu
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回答No.3

やあ、面白い指摘ですね。 言われてみれば納得です。 少なくとも裁判官の給料は減らすべだと思います。 法曹というのは、裁判官、検察官、弁護士のことです。 裁判員制度を導入して、検察官や弁護士の仕事が楽になったか、 というとそうではありません。 素人である裁判員に納得させる為に、手間暇が増えた、という のが実情です。 つまり、検察官や弁護士は何も利益を得ていません。 利益を得たのは裁判官です。 素人を相手にしますので、裁判官も手間暇が増えていますが 責任は減少したはずです。 そもそも御指摘のように、裁判官が信用できないから裁判員制度 が導入されたのです。 そう考えると、少なくとも裁判官の給料は減らしてよい ように思えます。 しかし、裁判官の給料は減額できない、と憲法で定められています。 最高裁の判事は79条で、下級審の判事は80条です。 「裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。  この報酬は、在任中、これを減額することができない」 新規採用の裁判官から減額することは可能だと思います。

gesui3
質問者

お礼

そうでした。裁判官の給料でした。また、憲法に減額禁止の規定があるなら、新規採用からです。 公正中立性の担保のために、社会の荒波や風に当てないように長年育てた裁判官がゲージの中の鶏になっていくのは悲しい姿ですが、それで物の役に立たないならやむを得ません。(社会常識を反映した法律運用は、別のところで改正の微調整を絶え間なく続けることで対応して欲しいです。そうすれば給料減額も不要でしょう。でも、それだけでは無理なのでしょうか。)

その他の回答 (2)

  • su--pi
  • ベストアンサー率45% (5/11)
回答No.2

裁判員裁判が導入された大きな理由の一つは、裁判に国民の感覚を反映させたいというものです。 裁判官の判決は、長年法律を学んできた専門家によって判断された結果であり、決して誤ったものではないはずです。 ただ、凶悪犯罪が増える今日、国民がその判断を聞いたとき、「何でこんなに非道な行いにこんな軽い刑罰ですまされるのだろう。」という疑問の声が多くよせられるようになりました。 裁判官はあくまでも証拠に基づいて法律をあてはめ判断しているはずですが、その結果が国民の感覚とずれてしまうことがあるのです。 そこで、法律の当てはめでは表現できないこの市民感覚を、少しでも司法に反映できないかと導入されたのが裁判員裁判です。 ですので、私は、法曹関係者が専門性を発揮できなくなったから国民に司法の一部を担わせたのだとは思っていません。 そして、この裁判員裁判での法曹関係者の役割は、まさに専門性を発揮することだと思います。 法律が全く分からない国民が裁判に参加するのですから、法曹関係者は国民をサポートしなければなりません。 裁判員に不安を与えないようにきめ細かいサポートをする、専門的な法律用語を国民にも分かりやすい言葉で説明する、事案の概要や立証を図や絵、写真を使って丁寧に表現していくなどです。 まだまだたくさんあると思いますが・・ かなり簡潔に書いてしまったので、御幣を感じさせてしまう部分もあったかと思いますが、御容赦ください。 あくまでも、私個人の意見です。

gesui3
質問者

お礼

「専門性」の定義によるかと思います。 もし「その道に詳しく、任せることが出来る」なら、明らかに×です。全面的に任せられないのですから。 判決が誤ってはいないが正しくもない、というのも微妙です。刑罰が軽すぎるなら、運用よりも法改正をすべきです、時代に合わせて。 法曹界が裁判員を支援するのは当たり前の真ん中です。余分なことをさせているのですから、それは義務です。サポートしてやっているぞという顔をされてはかないません。その制度自体を止めればそういう負担も互いに消えます。 屋上に屋を架し、間違いの上塗り、矛盾した制度だとしか思えません。これが国民感覚です。それを見る国民投票も経ずに導入したことも、そもそも民主主義に反しています。法曹界が違憲体質です。

  • localtombi
  • ベストアンサー率24% (2911/11790)
回答No.1

ですけど、法曹の人間にはどこかで、裁判員は完全ではないしフォローも必要だし、高裁以降の判断を見ると過ちもある、所詮素人という感覚がどこかにあると思います。 そういう感覚がある限り給与は下がらないと思います。 自分たちの至らなさを補完するというよりも、自分たちの実力プラス違った時限での判断を期待したい・・ということでしょう。

gesui3
質問者

お礼

> 裁判員は完全ではないしフォローも必要だし、高裁以降の判断を見ると過ちもある、所詮素人という感覚がどこかにあると思います。 だったら、裁判員制度は廃止すべきです。ムダな経費ですから。 何より法曹界が法曹界の給料を決めることが不合理です。国民代表の立法府が第三者として決めるべきです。

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