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多読について
分からない箇所は飛ばしてどんどんよもう! と言うのが多読のやり方のようですが、 数をこなせば、分からない表現が分かるようになるみたいなことが書いていました。 例えば、全体の5%程度、分からない英文に出会っている状態で多読を行い、 数をこなせば、以前、分からなかった英文がある日、分かるようになるんでしょうか? どう考えても、日本語訳を聞いて納得しないと、自動的に分かるようになるとは思えなのです。 多読を続けていれば、以前分からなかった英文が、ある日突然、理解できるようになるのでしょうか?
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>数をこなせば、以前、分からなかった英文がある日、分かるようになるんでしょうか? この部分は「あり得ない」という回答で間違いないと思います これは色々な研究の実験結果からも明らかなんです 読むスピードは向上する可能性はあります でも単語の意味を「おのずと」理解できるようになることはありません やはり、辞書を引いて意味を確かめることをしなければ身につかないようです 多読というのは、教えもしないのに多くの情報に浸っているだけで言葉を覚えてしまう子供の言語習得をもとにした考えです つまり、できるだ多くの情報(input)を与えれば、あとは私たちの頭の中に生来備わっている"何か"が働いて言葉習得につながるという考えです 「多読」といっても、どんな内容やレベルでもやみくもにいっぱい読めばいいということではなくて、条件設定が必要です それは、読む人のレベルに合ったものを選ぶ必要があるということです 読む人自身が「これなら読み進められるだろう」という判断ができる本を選ぶということです さて実験結果のほうを話しますと、多読において出会った新しい単語を本を読んだあとにどれだけ覚えているかという実験を行った結果、10%に満たない数パーセントしか覚えていなかったようです また、これらの覚えていた単語すらその後に記憶にとどまるわけではなく、多くを忘れてしまうようです(つまり、覚えていたという記憶すらない可能性が高い) ご質問の全体の5%程度のわからない単語であっても、最終的に記憶に残っているのはかなり少ない単語数だと思います 本の内容も重要な要素だと思います いくら英語学習のためとはいえ、自分の興味とは異なる本を最後まで読めと言われたら、苦痛のなにものでもありません 自分の興味に合った本を選択すべきです ただし、多くの英文に接するわけですから、さまざまな英文に"慣れる"という効果はあるでしょうし、読むことに慣れてスピードが上がるということも考えられるでしょう やはり、手間でも辞書を引いて、意味を十分に確認して、忘れてしまったらまた同じ作業を繰り返すという地道で"意識的な"学習に努めないと単語の意味というのは記憶に定着しないようです 多読の方法は当然プラスの面を持っていますが、言語学習の色々なこと全てに対応できるものではないことをお伝えいたします
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- litsa1234
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>数をこなせば、分からない表現が分かるようになるみたいなことが書いていました。 こういう迷信を信ずる人がまだいるんですか。(とほほ)
お礼
疑問を感じているから聞いているのだが、 日本語分かりますか?
お礼
やはり多読法で言っている方法では、期待していることは望めないようですね。 きちんと訳をしらべて、都度身に着けていく積み重ねですね。 詳細なご回答ありがとうございました。