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多読の方に聞きたいことがあります

以前こちらで、読書は1年間に300冊は読まないと趣味とは言えないといった回答がありました。 見当はずれな回答で、しかも自分の、再々読書まで丹念に精読熟読していた99冊も合わせて、「11年間で250冊しか読んでいないのでは1年当たりの読書数にも満たないので、全く読んでいないのと同じことです」とまで書き込まれたことがあります。 精読玩味熟読再々読の場合でも、集中力や理解力があまりなくて困って質問したのに、です。質問の趣旨とは正反対の回答があったわけですね。 つまり、理解や集中以前に「読書冊数が少ない」ので、趣味とは言えないぞということらしかったです。 そこで、 1年間に100冊以上は小説を読書している方に質問したいのですが、みなさんは「丁寧に熟読精読再々読書」までする読み方で、年に何冊読みますか。教えてください。 ちなみに自分は年に6~10冊程度で、その他にも普通に読む程度で20~30冊程度なので合計40冊にも満たないので読書が趣味とはとてもとても言えない分際です。 後学のためにお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • takakubo
  • ベストアンサー率31% (284/894)
回答No.4

中学・高校の図書館司書をしています。 趣味、というのは人に押し付けるものではないので、私はどういう形でも「本がすき」ということを中心にして欲しいと思います。 いろいろな考えの方がいますから、「数が大事」という人もいるのは確かです。でもそういう方は速読技術を身につけていらっしゃるか、読みやすいライトノベルなどを選ばれるか、よっぽど1日に読める時間が有り余っているか、かと想像します。 普通に生活をしていたら1日で読める時間は限られますよね。 私は職業柄、本に囲まれていますので、年に100冊くらいは読みます。半分は自分の好みで、半分は仕事のため?の選び方です。 そして読み終わるとノートに記録しておきます。これが15年近くやっていますので、かなりの量になりましたが、本当に心に残っているもの、記憶にあるものってわずかです。同じものを数年たってもう一度読んでしまっていることも多々。それも読んでいて気づかなかったり。 結局は本を読み、そこから自分が何を得て、印象に残ったか。もしかしたら今まで未知の世界を知るきっかけになったかもしれない、自分の持っていた考えが変わったり、そういう「何か」を得られるものがよい読書なのだと思います。 最近は本離れが言われていてもケータイ小説などがブームです。 本当の本好きにしたらちょっと顔をしかめたくなるような内容のものもたくさんあります。 けれど、それを求める人たち、世代、があるわけですよね。 あなたは数で勝負したいですか? それとも数は少なくても読んで得た何かで勝負したいですか? 300冊、というのもすごいことです。でもそういう思想の方と張り合うのはおやめなさい。 本当に自分の好きなものを好きなだけ読んで、本を読むのが好き、という気持ちを大事にしてください。それが立派に「趣味は読書」なんですから。 ただ・・・どうしても「読書好き」な人は難しく理論立てて考えたくなるひとが多いようですね。是非本の世界だけで生きるのではなく、生身の人間との関わりも大事にして、幅広い本や作家を知ってください。 もし、あなたが50代以上の方でしたら、とても失礼なことを申しているかもしれません。

rudosebu
質問者

お礼

自分の町の小さな図書館では、どうやら交代制みたいで、たまに来る司書さんがいますが、その人は漫画を読んでいる姿しか見たことがありません。 そこでこの回答を読んだとき、回答者様は本当の司書さんなんだなと感銘を受けました。 >結局は本を読み、そこから自分が何を得て、印象に残ったか。 そうですね。 自分の場合も、大したものではありませんし拙いですが、僅かに感想を書いています。 下手の上塗りですが、なにより自分がどういう想いや感想を抱いたかを大切にしていますし、楽しみでもあります。 実際そこから得る物や発見があることも、稀にあります。 あと、300冊に対抗するつもりはありませんし、100冊近くも行く自信も無いので、(もともと開き直ってマイペースで)楽しみや意義を見失わないでやっていきます。 今回は多読の人たちの精読と再読の割合というか、実際そこまでやっているのかどうかを知りたかったのみの質問だったんですが、それ以上にためになる回答をいただいて本当に自分は果報者だと思いました。 >ただ・・・どうしても「読書好き」な人は難しく理論立てて考えたくなるひとが多いようですね。 そうですね。 あまり理解が及ばないなと、どういうことなのだろうかと、自分も論理で理解しようとしていた節がありました。 >もし、あなたが50代以上の方でしたら、とても失礼なことを申しているかもしれません。 大丈夫です。 自分は20歳代です。 いろいろと達観するには若い年齢みたいです。 正しく要点をおさえた回答で、とてもためになりました。 心からありがとうございました。

その他の回答 (3)

noname#153101
noname#153101
回答No.3

こんにちは。 私は小説に限らず色んなジャンルを熟読精読再読します。去年の話をすると120冊ぐらいでした。(小説のみは全体の3割ほど) ― 以下アドバイス ― (趣味が読書ということについて) まず、「趣味とは何か」というのを明確にすれば、数を問題にしている今の質問者さまの迷いや疑問は消えるのではないかと思います。 趣味って、個人が楽しむためのものだと認識しています。ですから例え冊数が少なくても質問者さまが本を読むことが楽しいのであれば、それは立派な趣味です。そこに成果主義のような数がついてまわるのは、私は少し違うと思います。 というのは、共通の趣味でも個人によって「楽しむ目的(何が楽しいか・楽しみのスイッチ)」が違うからです。多読して知識を多く得るのが楽しい、沢山読む達成感が楽しいという人もいれば、一字一句味わうのが楽しいという人もいるわけです。他にも色々。このことからも、何を楽しんでいるのかを細分化して見てみると、同じ趣味でも違いがあることがお分かりかと思います。 ですから、数は個人個人の趣味に関係はあっても(例にあるご回答)、質問者さまの趣味に影響はしてこないもの(関係ない)と思います。 しかし一般的に趣味が読書ということであれば、好きなんだから数も多いだろうと勝手に推測されることもありますよね。 その場合は「読書が趣味」と言うより「本を読むのが楽しくてしょうがない(数は少ないけれど)」という表現であれば誤解はないかなと思います。

rudosebu
質問者

お礼

冊数を教えていただいたばかりかアドバイスまで、本当にありがとうございます。 そうですね、同じ好みや趣味でも楽しみ方が人それぞれまるで違うんですね。 そんな感じに一律に規定できないところが、興味深くて面白いですね。 自分もそんな多種多様な分類の中の1つだと思えるとうれしい気持ちになりました。 とても共感できる回答でためになりました。 深く感謝します。

  • jey9
  • ベストアンサー率14% (22/148)
回答No.2

>「丁寧に熟読精読再々読書」までする読み方で、年に何冊読みますか。 すいません。意味がよくわかりません。 1冊の本を何回も読むっていう理解でいいのでしょうか? 1回読み返すぐらいでも「丁寧に熟読精読再々読書」になりますか? 期間を設けなければ3回以上読み返した本ならありますが、1年の内に3回も読む本となると恥ずかしながらないように思います。 ところで、年に何冊しか読まないから趣味じゃない、何冊以上読むから趣味っていうようなことはないと思いますよ。 私は年に100冊ぐらい本を読みますが、別に読書が趣味だとは思っていません。 逆に毎月1冊ずつ年で12冊(それ以下でもいいですが)を読んでいても、読書が趣味だという人もいるでしょう。 no.1の方も書いているように 自分が趣味と思ったらそれが趣味です。 他人が基準を決めるべきものでもないですし、他人に基準を求めるべきものでもありません。

rudosebu
質問者

お礼

>1冊の本を何回も読むっていう理解でいいのでしょうか? その通りです。 要点を言えば時間をかけてじっくりと、2回読み返し(つまり合計3回)読むことです。 馬鹿丁寧というか神経質な読み方です。 読めば読むほどにそれまで気づかなかった深みや面白みに気がつくので、そこが自分としての趣です。 趣味の価値基準を質問したわけではなかったんですが、誤解させてしまったようですいませんでした。 自分も知らないうちに勘違いしていたこともあったようで、そこを指摘していただき助かりました。 本当にありがとうございました。

  • sosdada
  • ベストアンサー率33% (265/792)
回答No.1

 年に一度ずつバイクを買い換える人は十分趣味といえましょうし、年にたった一度、セーターを編むのを毎年している人も趣味でしょう。私は100冊以上は読みますが、数えたことはありません。一部しか必要のない本もあります。洋書は時間がかかります。10年前に読んだ本を読み直すこともあります。『ズッコケ三人組』シリーズを毎年図書館で読んでいた知人は、「趣味だ」といってました。年に一冊です。他に小説は読みません。  所詮趣味なんてものは、仕事と違い、生き死ににかかわりません。気楽に考えましょう。  自分が趣味と思ったらそれが趣味です。

rudosebu
質問者

お礼

よく考えてみたら確かに、難しく構えすぎているような質問に見えますね。 すみません。 回答には、他の物事についても気楽になれました。 生き死ににかかわらないというのはとても共感ができました。 ありがとうございました。

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