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アインシュタインがエーテルを否定したって本当ですか
彼の著作物を読めば読むほど 私には、むしろ丸ごと肯定しているようにしか 読み取れません。 皆さんのそれぞれの解釈をお聞かせください。 議論はとても良いことです。 このことは揺るぎのない真実です。 また、真実は多数決でもありません。 議論すれば必ず真実にたどり着けると言う保証は 勿論ありません。 ですが、少しでも真実にたどり着こうとするなら、 やはり議論するしかないようです。 それも、根気よく。 尻切れトンボはいけません。
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>(表が見づらい部分もありますので、すみません) とのことですので下記に貼り直しました。 パノフスキー、フィリップス著 「電磁気学」下巻 http://www.amazon.co.jp/dp/4842703024 第15章 特殊相対論の実験上の基礎 p.321 15.2表↓ http://photozou.jp/photo/show/2989440/174612701 > 貴方が知っている光速不変を証明した実験とは何なのか教えていただきたく思います。 リッツの放射理論を否定できるという意味での「光速不変を証明した実験」としては上記の表で言うところの「De Sitterによる二重星の分光学」の実験がオススメです。 オススメですと書いたのはokitarou123さんご自身に実験なり観察をして貰いたいのです。 幸いこの実験は可視光での望遠鏡観察により個人でできるレベルのものです。 分光器が必要ですが、今時ですと望遠鏡に取り付ける分光器も個人で買えるようなものが売られています。 ddtddtddtさんがNo.35で > >貴方は、「光速不変を証明した実験」をご存知なのですか? > > これは3つの意味に取れます。(a)光速度は不変にしか測れなかった事を持って、証明した事にはならない。(b)光速度を不変にしか測れなかった実験には、不備がある。(c)そもそも、(a)や(b)の実験の風評は捏造だ。 > > たぶん(a)だと思うので、(a)についてです。 と書かれていますが、私はokitarou123さんは(b)または(c)と考えているのだと思っています。 だとすれば、もうddtddtddtさんご自身に実験なり観察をしてもらうしか手立てはありません。 http://www-utap.phys.s.u-tokyo.ac.jp/obscosm/resume/Rinkou2005/shirata_gravity.pdf p.17 ・連星系を使った観測 に 「また彼(ド・ジッター)は、β-Aurigae(ぎょしゃ座)の観測から、k の上限を 0.002 と決めた。その後、1914 年にZurhellen が k < 10^-6、1977 年に Brecher が k < 10^-9 という制限を得ている。」 とありますが、BrecherはX線星を使っていますので個人が買える機材では無理です。 ド・ジッターにならってβ-Aurigaeの観察をしてみて下さい。 繰り返しになりますが ド・ジッター効果については↓が直感的に判りやすいです。 http://en.wikipedia.org/wiki/De_Sitter_double_star_experiment リッツの放射理論が正しければ、連星系から地球に向けて発出される光は、連星の接線速度成分vが地球に向いている時は(c+v)で発出され、連星の接線速度成分vが地球と連星を結ぶ直線にたいして垂直である時はcで地球に向けて発出され、連星の接線速度成分vが地球と反対方向を向いている時は(c-v)で地球に向けて発出されます。 連星と地球は非常に離れているため、光の飛行時間は非常に長くなります。 なので光速cに比べれば連星の接線速度成分vは非常に小さいのですが、光の飛行中の長い年月の間に、cで発出された光に対して、後から発出された(c+v)の光が追いついてしまいます。 このようなことが起これば光の波長はドップラー効果で予想される以上に圧縮されて青くなります。 また逆に連星の接線速度成分vが地球と反対方向を向いている時(c-v)で地球に向けて発出はcで発出された光に対してどんどん遅れをとるためにドップラー効果で予想される以上に引き伸ばされて赤くなります。 以上がド・ジッター効果です。 このようにリッツの放射理論が正しければ、ド・ジッター効果によって遠くに有る連星系からの光はドップラー効果で予想される以上の光の波長変動が観察されるはずです。 (もしくはその観測された波長変動をドップラー効果によるもであると解釈すると連星の軌道は長楕円軌道になるはずです。) http://en.wikipedia.org/wiki/De_Sitter_double_star_experiment にあるアニメでは赤の●と●の間隔が波長だと考えてください。 ただ、アニメでは地球と連星が離れすぎて(c+v)の速度の光がcの速度の光を追い越してしまっていますので注意して下さい。 ガリレオも自分で作った望遠鏡を使って木星の衛星の発見や金星の満ち欠けの発見をして地動説を確信しました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%AC%E3%82%A4#.E5.A4.A9.E6.96.87.E5.AD.A6 okitarou123さんもがんばってください。 以上、年度初めで多忙のため、簡潔にかつ部分的に回答させて頂きました。 もしすべての質問に対して回答が必要でしたら、7月ぐらいまで開けておいて下さい。
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- hg3
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まず、きちんと勉強しましょう。 Wikipediaにも”アインシュタインの特殊相対性理論はエーテルの実在性を根本から完全否定するに至った。”と記述があります。(この記述が100%正しいとは限りませんが。) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%AB_(%E7%89%A9%E7%90%86) その続きには、”アインシュタインは「エーテル」を物質を表す言葉とせず、真空であっても空間には重力場や電磁場が存在することから、こうした空間を「エーテル」と呼ぶことを提唱した。”とありますから、エーテルという言葉そのものは否定していないようですね。ただし、質問者さんが考えているような「エーテル」を肯定しているのではないでしょう。 そうしたことをきちんと調べ、正しく理解した上での質問でしょうか? 正しく理解していれば、特殊相対性理論がエーテルを丸ごと肯定しているとは考えないはず。どこかに質問者さんの思い違いや理解不足があるとしか思えません。 >アインシュタインのいんちき数学に飛びついたんです。 >そのいんちき体質こそ、改めなければなりません。 >それが、私に託されているような気がしてきました。 そう考えるのは自由ですが、そのためには、まず、正式な学術論文として、あなたの考えを発表する必要があります。このような質問サイトや何の根拠も無いネットの書き込みでいくら議論しても、それは、学術的には認められません。これは、決して権威とか面子の問題で言っているのではありません。そのような無秩序なものを認めてしまったら学問(特に自然科学)は成り立ちません。 また、大昔のガリレオ裁判を例に挙げて、いかにも質問者さんがガリレオと同じ立場であるかのようにコメントしておりますが、質問者さんは1回でも、論文の投稿を行ったことがあるのですか?論文投稿も行ったことも無く、想像でそのようなことを言っているだけであれば、時代錯誤も甚だしいと言わざるを得ません。
補足
>エーテルという言葉そのものは否定していないようですね。 その通りです。 >ただし、質問者さんが考えているような「エーテル」を >肯定しているのではないでしょう。 本質的に同じ話です。 ですから、 >そうしたことをきちんと調べ、正しく理解した上での質問でしょうか? その通りです。 >どこかに質問者さんの思い違いや理解不足があるとしか >思えません。 それが、私には逆に思えます。 ここではどちらが相対論を真に理解しているかを確かめる内容が 隠されています。 >真空であっても空間には重力場や電磁場が存在することから、 >こうした空間を「エーテル」と呼ぶことを提唱した。” それをトンデモと呼ばずして、何をトンデモというのでしょう。 エーテルが空間だったら、何のためのエーテル論だったのでしょう。 それの頓珍漢さを理解できないのはどうしてでしょう? 言っている意味分かりますか? エーテル論はさんざん媒質の振動が光だと言ってきたのですよ。 それが空間に置き換わってよいのですか? そんなトンデモな論理に何故簡単に頷くのですか? エーテルが空間ではおかしいでしょ? エーテルが空間だったら何のためのエーテル論なのですか? >正式な学術論文として、あなたの考えを発表する必要があります。 学術論文って何ですか? それを何処に発表するのですか? 何度も言っているように、ガリレオを葬るような連中がそろっているところに何を提出しろというのですか? 門前払いを食らうのが関の山ではないですか? ガリレオでさえ煮え湯を飲まされた世界です。 全く信用しておりません。 ですから、私はまず世間を相手に意見を公開しています。 それに対して反論があれば貴方がそうすればよいだけです。
- kamobedanjoh
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60年くらい昔の無線工学の中で,「電波の伝わり方」を解説した書籍がありました。 その中では,電波を伝える媒体として,「エーテル」の存在が記述されていました。 エーテルを否定したのが誰かは知りませんが,私が無線工学を学習した頃には,既に否定的な存在と成っていました。 現在,エーテルは,麻酔薬として存在しますが,当時の仮想の電波媒体に同じ言葉が用いられていたことで,頭が混乱しました。 電磁波の速度は光の速度に等しいとしたのがアインシュタインなら,納得できます。 尻切れトンボの回答で申し訳ない。
補足
>「エーテル」の存在が記述されていました。 >エーテルを否定したのが誰かは知りませんが, >私が無線工学を学習した頃には,既に否定的な存在と >成っていました。 妙だと思いませんか? 途中が抜けていますよね。 最初は肯定的に記述され、あとで唐突に否定的になっているって 残念ながらそれが物理の世界の汚い部分です。 ガリレオを葬った連中でごった返しているような世界です。 ゼッタイニ間違っていましたとは認めないのです。 それで、彼らは「エーテルはあってもなくとも良い。 エーテルがなくっても問題ない」と、エーテルの大きな 勘違いを不問にする内容に成っているのでアインシュタインの いんちき数学に飛びついたんです。 そのいんちき体質こそ、改めなければなりません。 それが、私に託されているような気がしてきました。
- Wr5
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参加する気はまったくありませんが……。 >議論はとても良いことです。 まあ、悪い。ってことはないかも知れません。 が、ここは質問サイトであって議論する場ではありません。 別の場所(それ相応にふさわしい場所)でやって下さい。 # 物理学のプロが沢山居る場所…など。 # まぁ、私は知りませんが……。 # 大学院の研究室とかそういうレベルでしょうかね。 議論していると質問ごと事務局によって削除される可能性があります。 # 論破できるワケでもなく、時間掛けて書いたところで事務局から削除される。というのであれば…時間の無駄でしょう?
補足
>議論していると質問ごと事務局によって削除される可能性があります。 そうかも知れません。 其れでも構わないと思っています。 この種の話は、議論することでしか真実にたどり着けないと 感じるからです。 相対論については多くの間違った考えが、宣伝により広がって しまっています。 そのことの正否が、公けの場で議論され、その経緯を周りの 人たちが知ることによって、より理解が深まると確信して おります。 つまり、議論をすることが、相対論の理解にむしろ大いに 役立つと考えるからです。 何度も言うようで恐縮ですが、真実は多数決ではありません。 ガリレオは例の裁判で、彼の主張が退けられました。 では、彼の地動説は間違っていたのでしょうか? こんにちでは、小学生にでも理解される地動説、それが多く の学者の多数決で否定された事実を考えるとき、その繰り返しを してはならないと考えることこそ重要ではありませんか? なぜ、いんちきを多数で押し切ろうとするのでしょう? なぜそうまでして、学者の面子を保たなければならないのでしょう。 それでは、ガリレオ裁判の背景とまったく同じではないでしょうか? あなたがこの場で、語るべきことは、私の考えのどこが間違って いるかではないですか? 確かに議論を、言葉の喧嘩のように解釈し、2チャンネル化に 持ち込もうとする人がいて、あっという間に掲示板が汚れること がありますが、それは、そのようにならないように、各人の回答 をチェックすることで避けられるはずです。 余計なことは考えずに、こういうサイトを利用し、中身の濃い話にしましょうよ。 (なお、この質問が削除されたときのことを考慮し、削除前の内容は個人的に保存します。)
補足
今回も読み応えのある、しかも質問の内容に全くズレのない回答を 寄せて頂き心から感謝申し上げます。 さらに、あなたの回答のすばらしさは、必ずといってよいほどその根拠を 示されていることです。 見本的回答であり、これまでのいらいら感から解放され、何度も繰り返し読ませて 頂きました。 これでようやく、質問者と回答者の位置づけができたように思います。 (これまでの会話は、どっちが質問者か分からないような内容でした。) さて、先の補足の中で、私は非エーテルの立場に立った実験が行われて 初めて役者が揃った、になりますと述べました。 この意味は、非エーテルの実験は、エーテル肯定論の実験の逆の結果と なるわけではないことはおそらくあなたもご承知のようで、そう切り返しては きていませんね。 さて、光速不変とはどういう現象を言うのでしょうか? 明らかに、光源側にエーテルの風が吹いている、あるいは吹いているかの ような現象です。 つまり、相対速度分が、押し戻され、そのため光速が加減されない現象の ことです。 すると、真上に放たれた光は、その相対速度分、後ろに吹き飛ばされているかの ような現象を起こすことになります。 本当にそんな現象が確認されたとは、私に信じられません。 光には全く慣性が働かないように見えるからです。 連星の実験話は、よく聞く話ですが、私には眉唾(まゆつば)的な実験に思えます。 その理由は、光速不変があまりにも荒唐無稽な現象であるというだけでなく、 たとえば、ブレッチャーはc´=c±kv、という仮定式を立てて、実験していますが、 この仮定そのものが怪しいと思われます。 kの値が、0.5や0.8になるわけがないと考えるからです。 つまり、k=1 か、k=0 としてまずは実験すべきだったからです。 そして、k=1のときのドップラー現象はどう観測されるのか、また k=0のときのドップラー現象はどうなのか、それぞれの式が違うはずです。 つまり、k=0 のときは波長が変わっているタイプとなり、k=1なら波長が 変わらずに周波数のみが変わるものとなるからです。 いずれにしても、ドップラー効果は波長の変化で観測されるものではなく 周波数の変化で観測されるものです。 その辺の考察が最初からなされているようには思えません。 最初から、光速不変を何とか証明しようとしているさまにしか私には映って いません。 それを裏付けるかのように、ブレッチャーの実験に対する詳細を、日本語で 語られているものをなかなか入手できず、私のつたない英語力では こんなことを書いているのかな程度の解釈しかできず、非常に困っています。 また、連星は何光年も離れたところにあります。 おそらく最初は連星であることすら分からなかったのではないかと推測 されます。 なぜなら、複数の星が共通重心を中心に回っていることを目の当たりに した人はいませんし、観測しているうちに、地球に届く光が、周期的に 変化していることから、そういう推測になったのではないかと思います。 ですから、ブレッチャーの時代の連星の情報が現在では修正されて いるように思います。 それより、私は、もっと身近な話、つまり太陽光によるMM実験の結果が、 エーテル論にマッチしなかったことのほうが気になります。 ちょっと話が長くなったので、ここでいったん打ち切ります。 お許しください。