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エーテル
エーテルはそれに対応するアルカンの沸点より少し高い理由を教えてください
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エーテル内の酸素と炭素との結合は酸素側に電子が偏っています。 これを分極と呼び、そのような物質を極性があるといいます。 極性がある分子は分子間に静電気的な力が働くので、分子同士を引き離すにはより多くのエネルギーが必要になります。 それに対してアルカンは極性がないので、分子間に働く引力は弱いです。 アルコールなどはさらにO-H…Oのような形の水素結合と呼ばれる結合を作るので、分子量が近いアルカンやエーテルよりも沸点が高くなります。